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介護予防運動指導員
福祉・介護系の仕事
どんな
職種?高齢者の介護予防のために運動能力の維持向上を図る指導員
高齢者が他者の手を借りず、快活に日常活動を営めるように身体機能の面からトレーニングを指導するのが、介護予防運動指導員の役割だ。介護保険制度に基づく介護予防のための運動プログラムには、コンディショニング運動、筋力増強運動、バランスを維持する軽運動などがある。医療・福祉スタッフとも相談しながら、高齢者一人ひとりの健康状態に合った介護予防プログラムを細かく立案していく。介護予防の現場で働くスペシャリストとして、健やかなシニアライフを夢見る人の運動能力を向上させる働きが期待されている。
こんな人に
おすすめ!チームワークと献身的な姿勢、プログラム作成における発想力が求められる
利用者の健康状態を把握し、他の医療や福祉分野のスタッフとのチームワークを大切にする協調性が求められる。デイサービスなどで行う身体運動の音頭を取り、高齢者の目線に立って楽しく身体を動かせるプログラムを作成する発想力も必要。高齢者の日常生活を支援し明るくするために、高齢者の立場に立って物事を考えるホスピタリティー精神が望まれる。
介護予防運動指導員を目指すなら
- 高校
- 大学・短大・専門学校 必要な学び:健康科学、介護学、介護福祉、コミュニケーション学など
- 採用試験 就職先:地域包括支援センター、スポーツクラブ、デイサービスなど
- 介護予防運動指導員
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Point1
東京都健康長寿医療センターが主催する講習を受ける必要がある。16講座31.5時間の講習後、修了試験に合格すると介護予防運動指導員の資格を取得できる。
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Point2
まずは受験条件を満たすために、受講対象の職種に就くことが有利。職種は医師や保健師、臨床検査技師、はり師、介護福祉士などさまざまだ。