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家畜人工授精師

動物・植物系の仕事
家畜人工授精師

どんな
職種?
家畜の人工授精を行う国家資格で畜産業の発展に貢献できる仕事

人の力なしには、家畜の安定した繁殖は不可能。家畜人工授精師とは、家畜(牛、馬、豚、ヤギなど)の人工授精や受精卵移植を取り扱う仕事。遺伝的に優れたオスから精子を採取して、メスの子宮に注入することで優秀な子を出産させる。獣医師資格があれば業務を行えるが、資格がない場合は都道府県などが行う講習会課程を修了して試験に合格し、「家畜人工授精師」の免許を取得しなければならない。酪農地や養豚場で働く場合は必須資格で、JA職員として働く道もある。

こんな人に
おすすめ!
受精に関しての専門的な知識と、各家畜の特徴を見極める選定力が重要

牛や豚、馬やヤギなど家畜の身体的な構造をはじめ、授精に関する知識と技術が求められる。安全にメスの子宮内にオスの精子を注入するため、安全管理能力も必要だ。また、目的に応じた子を誕生させるため、病気や骨格に異変がないかなど、両親を選ぶ際の選定力も重要なスキルである。

家畜人工授精師を目指すなら

  • 高校
  • 大学・短大・専門学校 必要な学び:畜産学、生物生産学、獣医学など
  • 国家資格:家畜人工授精師
  • 採用試験 就職先:養豚場、牧場、家畜保健衛生所、市町村役所など
  • 家畜人工授精師
  • Point1

    大学や短大で畜産学の単位を修得した人などは講習会の受講を免除される場合もあるので、自分が講習会の免除対象かどうかの確認をしておく必要がある。

  • Point2

    獣医師の資格があれば「家畜人工授精師」の免許は不要だが、獣医師の資格がない場合は、家畜人工授精師の資格取得は必須だ。

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