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海女・海士(あま)
動物・植物系の仕事
どんな
職種?海に潜り、魚介類や海藻類を収穫自然を相手に、強靭な体力が必要
海に潜って伊勢エビ、サザエ、アワビ、ウニ、岩ガキなどの魚介類やワカメ、コブなどの海藻、真珠を採集する漁を行う。一般的には女性が多いが、女性を「海女」、男性を「海士」と区別して記される。海女・海士による漁の歴史は非常に古く、縄文・弥生時代から現代に受け継がれている。海女を取り巻く環境には、高齢化、後継者不足、漁獲資源の減少といった課題もあるが、近年、テレビで取り上げられるなど注目が集まり、後継者育成のための研修を行う漁業組合もある。
こんな人に
おすすめ!海に潜ることが好きで、自己表現力と水中でも冷静に判断できる能力が高い
素潜りで漁を行うには、水圧や低水温にめげず、海に潜ることに抵抗がないことが重要。自分の漁獲量がそのまま売上となるので、自分の設定した目標を達成できるように高い志を持つことが大切だ。
この職種の収入は?
平均年収372.0万円 [平成27年漁業経営調査報告(農林水産省)個人経営体 参照]
海女・海士(あま)を目指すなら
- 高校
- 大学・短大・専門学校 必要な学び:水産学、生物資源学など
- 採用試験 就職先:漁協、観光協会、地域おこし協力隊など
- 海女・海士(あま)
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Point1
海女・海士として活動するには漁業権が必要なため、海女漁の行われている地域に住み、地域の漁協や組合に加入することが必須。地域に根付いた職業なので、一時的なものではなく、恒常的にその土地と同業者に関わっていることが求められる。
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Point2
求人はなかなかないため、一般社団法人全国漁業就業者確保育成センターや全国の漁業組合に問い合わせが必要だ。その後、実際に海女・海士から実地研修を受ける。養殖業や飲食業との兼業も多い。