やりたいことを見つける!
酪農家
動物・植物系の仕事

どんな
職種?乳牛を育て、乳製品のもとになる「生乳」を生産する
牧場で乳牛を飼育し、牛乳やチーズ、バターといった乳製品の原料である「生乳」を生産する仕事。乳牛にエサを与え、乳しぼりを行って生乳を集め、適切な衛生環境で管理・保存し、JAなどを通じて全国に出荷する。このほか、牛舎の清掃や、エサのもととなる牧草づくり、乳牛の健康管理、さらには育種の改良や繁殖管理なども行う。最近は、牛乳やチーズなどの乳製品に加工・販売する酪農家も増えている。また、酪農体験を行ったり、子どもたちを対象に酪農教育を行う牧場もあり、地域活性化にも貢献している。
こんな人に
おすすめ!「動物好き」という思いを、仕事へのモチベーションにできる人
乳牛が相手なので、動物好きな人に向いている。根気強く乳牛と向き合っていくことで信頼関係が生まれるので、やりがいを持って働くことができるだろう。また、身体を動かす仕事なので、体力に自信がある人にもおすすめだ。牛は神経が細やかで、適切な環境で飼育を行わないとストレスがかかり、病気になってしまうリスクもある。そのため、毎日、牛舎を掃除したり、エサを与えながら乳牛の様子を注意深く観察し、いち早く異変に気付いて対応する力が求められる。
この職種は文系?理系?

酪農家を目指すなら
- 高校
- 大学・短大・専門学校 必要な学び:畜産学、農学、生物生産学など
- 採用試験 就職先:牧場、酪農ヘルパー組合など
- 酪農家
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Point1
牧場へ就職する道以外にも、酪農家が休む日にお手伝いをする「酪農ヘルパー」として働く方法がある。
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Point2
全国41道府県に設置されている農業大学校の養成課程でも、酪農について専門的に学ぶことができる。