仙台ビューティーアート専門学校のセンパイ紹介

【現在はどんなお仕事をされていますか？】
　銀座でスタイリストをしながら、社内の教育、リクルートを担当しています。そのほか専門学校での講師活動や講話をしております。

【このお仕事を目指そうと思ったきっかけはなんですか？】
　野球部で坊主だったところから髪をのばし、セット等を覚えた際周りからの反応がガラッと変わり髪型の重要性に気づきました。
　セットが上達し周りから頼まれるようになり、セットした後に感謝を伝えられた時の嬉しさもきっかけのひとつです。

【専門学校の学びや経験で、今１番役に立っていると思うことは何ですか？】
　コンテスターとして練習をする習慣がついていたことです。コンテストの結果よりも練習する習慣が美容師になった後に活きています。
　また学科の勉強も手を抜かなかったので理論的な解釈が出来るのも役になっているなと感じます。

【どんなときに仕事でのやりがいを感じますか？エピソードもあれば教えてください】
　バッサリカットを多くSNSで発信しているため、バッサリのお客様が多く
　何かしら人生の転機に合わせてカットしに来てくれる方がとても多く
　大事な瞬間の大事なカットを任せていただけた時の嬉しさにやりがいを感じます。
　高校1年生がアルバイトを頑張ってきました！って1000円札を束ねてご来店されたときも感動でうるっとしました。

【専門学校時代に印象に残っている先生、お世話になった先生はいますか？エピソードもあれば教えてください】
　おそらく生徒の中でも人一倍先生方と関わる時間が多かったかと思うので、全ての先生にお世話になったなと感じております。

【就職活動中に大変だったことはなんですか？またそれをどう乗り越えましたか？】
　就活中に困りはしなかったのですが。SNSや業界の有名店の名前などにとても疎かったので就職が決まったあとに業界のことを沢山知り、入りたいサロンや気になるサロンがどんどん出てきてしまったことが悩みでした。今となってはチャレンジはいつでも出来るし、どんなサロンにいても常にお客様のために今できる全力を尽くすだけなので変わりないかなと思っております。

【今後の夢や挑戦したいことを教えてください】
　最終目標は日本から美容室での失敗を無くすことです。
　その為に短期の目標ですと、自社のVRカリキュラムを完成させそれを全スタッフに落とし込みスタッフの美容師力の平均値を上げたいです。
　またその実績を活かし講師として美容学生の卒業時点の能力値の平均を上げることが目標です。
　それに賛同してくださった方々の協力もあり今は母校の姉妹校である東京ビューティーアート専門学校にて外部講師をさせていただいております。

【同じ業界を目指す高校生へ一言アドバイスをお願いします】
　お客様を綺麗に、素敵にするだけが美容師では無いです。例えば癖毛の人が縮毛矯正をかけることで、その数時間のお陰でこの先何ヶ月も快適な生活ができるようになります。
　自分のした仕事のおかげで人生が豊かになる人達がいる。それを直に感じられる素晴らしい仕事だと思います。
　お客様の人生の節目、節目には必ずと言っていいほど美容師は欠かせない存在だと思います。
　美容師なりたいと思ってくれているの高校生の皆さん、美容業界でお待ちしております！