やりたいことを見つける!
レースメカニック
自動車・航空・船舶・鉄道・宇宙系の仕事

どんな
職種?マシンのコンディションを整えレースを勝利に導く
レースに出場するマシンを整備・調整し、ベストコンディションにする仕事。マシンの状態をドライバーに伝えてアドバイスしたり、ピットへ戻ってきたマシンのタイヤ交換や給油を行ったりする。ドライバーが優秀でもマシンが不調では勝つことができないため、0.1秒を競うカーレースにおいて非常に重要な役割を持つ。また、入賞実績を持つことが技術の高さの証明となる。自動車の構造を理解し、整備に関する技術が不可欠。レーシングカーは、特殊なパーツを使用しているため、それらの専門知識も必要だ。
こんな人に
おすすめ!高い技術に加え、的確な判断力と特殊なパーツを持つレーシングカーについての知識が必要
レーシングカーに興味があることだけでなく、「いかに速く走れるか」という技術を追求する探究心がある人におすすめの職種だ。チームで連携して結果を出したい人にも向いている。短時間でマシンの不調を発見、調整し、ドライバーに走行時の注意点などを伝えるため、手先の器用さに加え、判断力や注意力、集中力などが求められる。さらに、レーシングカーには特殊なパーツが使用されているため、常に最新のパーツに関する情報の取得や、整備方法を学ぶ向上心が不可欠である。
レースメカニックを目指すなら
- 高校
- 大学・短大・専門学校 必要な学び:金属工学、機械工学、航空・船舶・自動車工学など
- 採用試験 就職先:外資系レースチーム、国内レースチーム、メーカーレースチームなど
- レースメカニック
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Point1
レーシングカーも基本的には自動車と同じ構造のため、「自動車整備士」の資格が必要になる。「自動車整備士技能検定」には、さまざまなランクがあり、就職先によって求められるランクが異なる。
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Point2
マシンがより速く走行できるように、工具を自作する場合もある。マシンだけでなく工具に関する知識もつけておくといいだろう。