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パン職人
食・栄養・調理・製菓系の仕事

どんな
職種?シンプルなプロセスを極めるパンづくりのプロフェッショナル
パンづくりのプロフェッショナル。「まちのパン屋」と呼ばれるような店から、デパートに出店するような店まで、規模はさまざまだが、つくり方にはあまり違いはない。基本的には小麦粉、水、塩、イーストなどのシンプルな材料を用いて、パン生地の仕込み・発酵・焼き上げ、というプロセスでつくられる。極めてシンプルなプロセスながら、発酵の度合いや焼き加減といったまさに職人技によって味が大きく変化する点が、この仕事の醍醐味(だいごみ)ともいえる。
こんな人に
おすすめ!朝から晩まで作業をすることがあるため体力勝負。パンと向き合う覚悟が問われる
パン職人の仕事は夜明け前から始まる。朝食に間に合うように最初の仕込みを行い、そして夕食に並ぶパンを焼き上げるまで、1日中店内でパンと向き合うのがパン職人の毎日となる。体力勝負の面も大きく、何よりパンが好きでなければ続けることは難しいだろう。また、小規模な店の場合は常連客とのやり取りも店の魅力となるため、コミュニケーション能力が問われることになる。
この職種は文系?理系?

パン職人を目指すなら
- 高校
- 大学・短大・専門学校 必要な学び:調理学、食物学など
- 採用試験 就職先:ベーカリーショップ、パン製造メーカー、ホテルなど
- パン職人
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Point1
専門学校でパンづくりの基礎的な知識を体系的に学ぶのが一般的な道だが、パン屋に就職して修業を積むという選択肢もある。
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Point2
パン職人になるための必須の資格はないが、実力の証しとして国家資格である「パン製造技能士」を取得するケースが多い。