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植物学者

どんな
職種?植物に関する研究を行い、農業の発展や自然環境の保護に役立てる
植物を対象とした学問の研究に携わる仕事。植物分類学、植物形態学、植物発生学、植物生理学、植物生態学、植物地理学など、その種類は非常に幅広く、植物学者は専門の分野をもって興味あるテーマを研究する。研究の方法は、現地でサンプルを採集したり、特定地域における植物の分布などを調べる「フィールドワーク」と、集めたデータを研究室に持ち帰って行う「実験・分析」に大別できる。研究の成果は論文にまとめ、学会や学術誌などで発表。行政や民間企業等との共同研究に取り組むこともある。
こんな人に
おすすめ!植物への愛を支えに、粘り強く研究を続けていく探究心
植物を愛する気持ちが深く、「まだ解明されていない植物の謎を明らかにしたい」という探究心をもった人におすすめ。フィールドワークを行うので、野外での活動に抵抗がなく、積極的に外に出ていく姿勢をもった人なら、なお良いだろう。また、植物学の研究は、すぐに成果があらわれることはほとんどない。仮説と検証を繰り返しながら、徐々に答えに近づいていく。そのため、粘り強く研究を続ける姿勢も大切になるだろう。だからこそ、時間をかけてたどり着いた「発見」は、何ものにも代えがたい喜びとなるだろう。
この職種は文系?理系?

植物学者を目指すなら
- 高校
- 大学・大学院 必要な学び:農学、林学・林産学、生物学、生物資源学、生物生産学など
- 採用試験 就職先:大学・研究機関、植物園、博物館、行政の文化財・環境保全部門など
- 植物学者
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Point1
まずは、大学で植物学を専攻し、大学院(修士・博士課程)に進んで修士号または博士号の取得を目指すとよいだろう。その後、ポストドクトラルフェロー(ポスドク)や助手として研究活動に取り組むみ、助教や教授へステップアップする場合もある。大学での研究実績を活かして、行政の植物保護担当や環境コンサルタントとして活動をする人もいる。
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Point2
植物学者としての研究実績や知識を活かせる仕事の一つに「博物館の職員」がある。この仕事に興味がある人は、「学芸員」の資格を取得しておくとよいだろう。大学在学中、指定科目を履修すると取得できるほか、文化庁が実施する学芸員資格認定試験に合格(1年以上の実務経験が必要)することでも取得できる。