やりたいことを見つける!
鉄道運転計画・運行管理員
自動車・航空・船舶・鉄道・宇宙系の仕事
どんな
職種?運転計画から管理まで、列車のスムーズな運行をサポートする
列車の運転計画をつくり、運転計画に沿って毎日の運行を管理する仕事。列車の運行スケジュールをつくる「運転計画」と、運転計画通りに列車が走っているか管理する「運行管理」の仕事に携わる。運転計画は、駅と駅の距離や列車の停車時間、列車の走行性能、さらには鉄道会社の方針や乗務員の人員配置など、さまざまな条件を考慮して、最適な計画をつくっていく。運行管理は専用のシステムで運行状況をチェックし、列車に遅れが発生した際にはいち早く調査を行って運転計画を修正し、運転士や車掌などに指示を出す。
こんな人に
おすすめ!運転計画は分析力、運行管理は瞬時の判断力が必要
運転計画はさまざまな情報から運転計画をつくっていく。たとえば、季節や曜日、時間帯によって乗降客の数が異なるため、乗降客のニーズを把握・分析し、そのほかの情報も考慮して最適な運行計画をつくるには、情報を集めたり、分析する力に加えて、論理的にものごとを組み立てていく力も求められる。一方、運行管理は常に運行状況を監視し、遅れが発生した際にはいち早く対応する。トラブルが起きても動じずに対応できる冷静さや、瞬時に最適な解決策を考える現場対応力が必須だ。
この職種は文系?理系?
鉄道運転計画・運行管理員を目指すなら
- 高校
- 大学・短大・専門学校 必要な学び:観光学、システム・制御工学など
- 採用試験 就職先:鉄道会社
- 鉄道運転計画・運行管理員
-
Point1
入社後、まずは駅務員や車掌などの仕事に携わり、一定の経験を積んだ後に、運行管理→運転計画の流れでキャリアアップするのが一般的だ。
-
Point2
運転計画と運行計画で求められるスキルが異なる。どちらの仕事に就きたいのか明確にして、必要なスキルを磨いておこう。