やりたいことを見つける!
鉄道パーサー
自動車・航空・船舶・鉄道・宇宙系の仕事

どんな
職種?列車内のサービス業務にあたる鉄道会社版「客室乗務員」
列車の車内で、乗客への案内や車内販売・アナウンスなどを行う仕事。会社によって「パーサー」「客室乗務員」など呼び方はいろいろ。新幹線や特急など、主に中・長距離を走る列車で働くことが多い。乗客に快適な旅を楽しんでもらうためには、さまざまな気配りが必要。小さな子どもをあやしたり、体調を崩した乗客に対応するのも業務の一つ。半面、目的地に到着した際の乗客の笑顔は、大きなやりがいとなる。鉄道会社が自社の商品である列車の魅力を高めていく上で、重要な役割を担っている職種である。
こんな人に
おすすめ!折り目正しい接遇マナーと笑顔。「旅行好き」「話好き」には最適
初めての相手であっても、笑顔で礼儀正しく接することができる社交性が必要。数人のチームで乗務することもあり、一人での乗務でも運転士や車掌といった他職種とのチームプレーは常に付いて回る。毎回違った顧客が相手であり、何か新しいことに直面しても臨機応変に対応できる機転が求められる。乗務する列車によっては不規則勤務となる場合があるので、体調管理能力も欠かせない要素だ。
この職種は文系?理系?

鉄道パーサーを目指すなら
- 高校
- 大学・短大・専門学校 必要な学び:地理学、地域社会、観光学など
- 採用試験 就職先:鉄道会社など
- 鉄道パーサー
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Point1
乗客や目上の人に対する正しい言葉遣い、笑顔など、対人能力が求められる仕事。接客・販売のアルバイト経験などが、就業後に生きてくる場面も多い。
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Point2
鉄道会社によっては、鉄道旅行の魅力を味わえる「観光列車」の運行に力を入れているところもあり、鉄道パーサーにとって活躍のフィールドが大きく開かれている。