関西の哲学が学べる国公立大学の学校検索結果
3件
1-3件を表示
Live Locally, Grow Globally
大阪大学は、大阪の政財界や市民の支援により、地域社会と結びついた「市民主導の帝国大学」として誕生しました。創立以来、精神的源流である江戸時代の学舎、「適塾」、「懐徳堂」の進取の気性、自由闊達な気風を大切に、普遍の真理を探究し、世界最先端の学術研究を行うとともに、次代の社会を支え、人類の理想の実現を図る有能な人材を世に輩出してきました。 大阪大学は、これからも自己革新に努めながら、総合知、知性をもって卓越した教育研究活動のさらなる深化を遂げていきます。そして、不変のモットーとして「地域に生き世界に伸びる」を掲げ、教育研究機関や産業界のみならず、自治体、さらには市民を含む社会全体との「共創」(Co-Creation)により、「生きがいを育む社会」の創造に貢献する世界屈指のイノベーティブな大学を目指して、弛まぬ挑戦を続けていきます。
大学という枠を超えた”知の拠点”として社会の持続的な発展をリードする
2022年4月、大阪市立大学と大阪府立大学が統合し、大阪公立大学が開設しました。6つのキャンパス(※)と1つのサテライトで、時代のニーズに応える12の多彩な学部・学域を展開しています。(※森之宮新キャンパスは2025年後期開設予定) 本学ではよりきめ細やかで質の高い教育を実現するため、少人数教育を採用しています。 1年次の必修科目として「初年次ゼミナール」を設け、さまざまな学問分野から興味・関心に応じてテーマを選択し、グループワーク・ディスカッション・フィールドワークなどの能動的な学びを通じて、大学で主体的に学ぶ姿勢を身に付けます。 また、さまざまな基幹教育、複雑化・多様化した現代社会に対応する専門教育、世界とつながり知を深めるグローバル教育を通して専門的な知識や技術はもちろん、社会で活躍するための人間力の育成を目指します。
西洋と東洋の二大哲学から選択し、原理的、本質的な問題を考え抜く
哲学は、古代ギリシア時代には学問全般を指していたが、近代に入って学問が専門分化していくなかで、あらゆる学問の基礎となる学問、世界や人生の根本となっている原理を探究する学問として位置付けられるようになった。また、哲学という学問には、もう一つの領域がある。それはヒンドゥー教・仏教の思想から生まれたインド哲学、儒教・道教などの思想から成り立つ中国哲学のように、アジアの世界観や人生観・自然観から育まれた東洋哲学である。
哲学・思想のレパートリーを概論で押さえながら、哲学とは何なのかを哲学の歴史をたどりながら学んでいく。そして、それぞれの哲学が誕生した背景となっている国や地域の歴史、文化、宗教などについて幅広く学習する。その後、興味のある分野を選択し、掘り下げていく。