東京都の左官を目指せる文科省以外の省庁所管の学校の学校検索結果
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日本のものづくりを支える科学・技術・技能を学ぶ”職業大”
職業能力開発総合大学校は厚生労働省が所管する(独)高齢・障害・求職者雇用支援機構が運営している省庁大学校です。技術、技能を科学する教育を通して、全国の職業能力開発施設で「職業訓練」を行うテクノインストラクター(職業訓練指導員)やものづくり現場のリーダーになれる人材を養成しています。 ◇職業大5つのポイント (1)国が設立した省庁大学校 職業能力開発促進法第27条に則り、テクノインストラクターやものづくりの現場でリーダーになれる人材を養成することを目的に設立されました。 (2)卒業時に学士と職業訓練指導員免許を取得可能 4年間学ぶことで、卒業時に学士(生産技術)が授与されます。また、3年次に必要な科目を追加履修することで国家資格である職業訓練指導員免許(テクノインストラクターの免許)を取得することが可能です。 (3)授業料等は国立大学と同額 入学金(282,000円)と年間授業料(535,800円)は国公立大学の標準額と同額です。また、敷地内には学生寮も用意されています。 (4)4専攻各20名の少人数教育 機械・電気・電子情報・建築の4専攻に分かれています。各専攻定員が約20名であることに対し、教員が約100名であるため、非常にきめ細やかな指導を受けることができます。 (5)豊富な実験・実習時間 テクノインストラクターやものづくり現場のリーダーとして活躍するためには、実践的な技能・技術力を身につける必要があります。「理論を学ぶ講義」はもちろん、1年次から「実験・実習」を重視しています。4年間の実験・実習時間は約3500時間です。原則として1人1台基本的な機器が用意されているため、理論的な知識に加え、社会で活躍できる力を確実に身につけることができます。
建物の壁や床などに、こてを使って平らに滑らかに塗料を塗り、仕上げていく左官。平たんな壁だけでなく、デザインに趣向を凝らした建物が増えているが、左官はそのニーズに合わせて塗料にさまざまな混ぜ物を入れ、仕上げ方に工夫を凝らすことで多種多様な美しい壁や床をつくり上げる。一人前と呼ばれるようになるまでには数年の修業が必要で、経験を積み重ねて腕を磨いていく。左官の資格には1級から3級までの国家資格「左官技能士」があり、現場の面積によっては1級所持者の常駐が義務付けられている。
「こて」を自在に操る技術と手先の器用さが求められ、壁や床などの素材や塗料に関する知識も必要だ。ムラなく仕上げるためにきちょうめんさや丁寧さも求められる。ただ塗料を塗るだけでなく、より美しく仕上げるために工夫を凝らす創造性やデザイン力も重要だ。技術職であるため、修業を積んだ後は、職人として将来的に独立することも可能だ。