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洋裁師
ファッション系の仕事
どんな
職種?裁縫テクニックで洋服を仕立て服作りとリフォームも行う仕事
デザインから型紙を起こして布を裁断したり、しつけ糸を使って仮縫いをし、本縫いで着られるものに仕立てていくのが洋裁師の技術。現代の衣類は、既製服が大半なのでオーダーメードやリフォーム、リメイクを仕事にする洋裁師が多い。注文生産の紳士服を手掛けるのはテーラー、女性服の場合はドレスメーカーと呼ばれる。サイズ直しや修繕、子ども服の制作、舞台衣装制作専門の人も。既製品をしのぐ完成度の手仕事が行えて、ファッションの知識とイマジネーションがあれば独立も可能。「洋裁技術検定」といった資格がある。
こんな人に
おすすめ!求められるのは手先の器用さと洋裁の技術
サイズ直し、古い洋服のリフォームなどに関する知識と技術、手先の器用さが求められる。洋服の素材に応じて使用する糸や生地を選択するため、コーディネート力も必要だ。リフォームだけでなくオーダーメードで洋服を仕立てることもあり、採寸やデザインのスキルも求められる。アイデアを形にする発想力や企画力も重要になってくる。
この職種の収入は?
平均月収15.93万円 [平成27年賃金構造基本統計調査(厚生労働省)洋裁工 参照]
洋裁師を目指すなら
- 高校
- 大学・短大・専門学校 必要な学び:服飾・被服学、デザイン、生活科学など
- 採用試験 就職先:服飾メーカー、洋裁教室など
- 洋裁師
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Point1
民間資格である「婦人子ども服製造技能士」「紳士服製造技能士」などの服飾関連の資格を取得しておくと、技術の証明になる。
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Point2
服飾系の勉強をしたのちに、服飾メーカーなどに就職し経験を積み、独立して洋裁教室を開く人もいる。