山形県の和紙職人を目指せる学校検索結果
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6つの新分野を加えた全19学科・コース、さらに多様なニーズに応える進化する芸術大学へ。
本学は「普通じゃない人」を育てています。今、幸せの形は変わり、新しい仕事が生まれています。デジタル化や新しい生活様式に必要な柔らかな想像力は、もう使えなくなった「あたりまえ」を「普通」の学校で学んでいても身に付きません。 デジタルの時代は同時に「人間を考え直す」時代です。古来のアートや歴史から人の心を学び、最新の技術やデザインから新しい幸せを考えてみる。皆さんそれぞれの「好き」を表現に変え、「普通じゃない視点」を生かすために本学が揃えているのは「普通じゃない」各分野のプロ教員たち。 4年間ただ夢を見るのではなく、未来に向けた着実な準備を学ぶ。それが最新の芸大、東北芸術工科大学です。
2014年、ユネスコ無形文化遺産に登録され、世界から注目を集める和紙。和紙職人は、日本古来の技法にのっとって和紙作りを行う。楮(こうぞ)、三椏(みつまた)などの植物を原料とし、一枚ずつ伝統的な手すきの技法で作り出している。優美さと強靭さを備えた紙質は吸湿性にも優れており、障子やふすま、書家用紙、封筒やランプシェードなど、幅広い用途に用いられている。この仕事に就くには、島根の「石州和紙」、岐阜の「美濃和紙」、ほかに全国各地に分布している産地で活動する職人に弟子入りし、技術を学ぶのが一般的だ。
和紙作りに関する技術を身に付けることや、工程を理解する必要がある。1枚ずつ手すきで行う作業のため、作業においては一枚一枚丁寧に仕上げるきちょうめんさと、注意力や集中力も求められる。職人としての技術だけでなく、和紙を活用した商品開発なども行う場合があるため、研究熱心であることや自由な発想力も必要なスキルの一つだ。