学問 哲学

学べること
人間の在り方や根本原理を追究する学問で、世界最古の学問とも呼ばれている。古代ヨーロッパにおいては、現代でいう自然科学もひとつの「哲学」とされていたが、時代が新しくなるにつれて学問が細分化された。
哲学の学問領域は基本的に2つに大別され、一つは古代ギリシャ哲学・ヨーロッパ中世哲学・近代哲学・現代哲学などを含む「西洋哲学」で、もう一つは『論語』『孟子』『老子』などをはじめとする中国思想やヒンドゥー文化の基盤になっているインド哲学などを含む「東洋哲学」である。
大学ではまず、哲学概論や思想・哲学史などを通じて「哲学的な考え方」や哲学の歴史を学ぶほか、世界諸地域で生まれた固有の哲学を学ぶため、関連する語学や各国の歴史、宗教など幅広い分野を学ぶ。一般的に2、3年次以降は自らの専門分野を選び、それにふさわしい演習(ゼミナール)や講義を選択して研究を行う。そのほか、「認識論」や「論理学」「倫理学」「美学」も広義では哲学に含まれるとされており、生命や環境、情報の倫理観や芸術の観点にもとづいて追究している。
活躍の場
哲学研究に携わる研究者(大学教授ほか)や子どもに倫理観や生き方を教える教育者(小中学校教諭、高等学校教諭ほか)のほか、「ものの考え方」「人の生き方」をテーマにして、書籍・雑誌や雑誌をつくる編集者、作家として専門性を生かす道に進む人もいる。そのほか「哲学的な見方」を生かして、さまざまな業種や職種で活躍している。


