学問 地理学


学べること
地理学は、おもに地球環境や地形の変化と人間の行動へとの関連性を追究する「自然地理学」と、経済や社会、文化活動といった人間の営みと、環境、土地利用など地理的要素の関連を研究する「人文地理学」に大別される。
自然地理学の研究領域は、地表の起伏などを研究する「地形学」や気象状態を研究する「気候学」、生物分布を探る「生物地理学」、河川など水の流れに着目する「陸水学」など、地球環境との関連が深い。そのほか人文・社会科学系の諸学と融合して幅広く柔軟な研究を行われている。また人文地理学の研究領域には、都市の成立や人口分布などを研究する「社会地理学」や、多様な地域の特色を歴史学的観点から追究する「歴史地理学」などが含まれる。
大学ではまず、1年次に地理学概説などの地理学の基礎知識や研究方法を習得する。2年次以降、地理学に関する講義や演習(ゼミナール)を学び、4年次で卒業研究を行う。なかには地図の利用法や製図、測量、調査、統計や実験、フィールドワーク(現地調査)を行う科目もある。地理学の各分野によって修得する内容が異なるので、大学のカリキュラムをよく調べておくほうがよい。
活躍の場
地理学の研究者や教員(地理歴史など)を目指すことができるが、地理学の専門知識や技能を生かして、旅行や建設、出版業界、地図・写真測量企業、都市計画・地域計画に関するコンサルタント、気象調査などさまざまな業種・職種での活躍の可能性がある。


