総合・教養が学べる、仏壇・仏具職人を目指せる私立短大・文科省以外の省庁所管の学校・国公立大学・国公立短大・私立大学の学校検索結果
1件
1-1件を表示
日本の伝統工芸の一つである仏壇や仏具。その製造工程は分業化され、それぞれ専門の職人が手掛けている。例えば、京都伝統の京仏壇の場合、外郭を木材で作る「木地師」、装飾となる動物や花を彫る「彫師」、金具を作る「錺屋(かざりや)」、外郭に漆を塗る「塗師(ぬし)」。また、金銀粉で絵を描く「蒔絵師」など熟練の技を持つ職人が何人も関わっている。仏壇・仏具職人になるには、伝統工芸の専門学校で学んでから職人に弟子入りするか、工房で働いて技術を身に付けるのが一般的。手先が器用な人はいっそう適性がある。
繊細な作業も可能な、手先の器用な人が求められる。細かい作業を長時間続けるので、集中力を欠かさず、黙々と作業ができることが必須だ。伝統的な仏壇から、現代の家庭に合うモダンなデザインまでを手掛けられるよう、仏教や現代の家屋、デザインなどに関する知識も必要だ。