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歯と口腔の健康について専門的な知識を学び歯科医師を目指す
口の中の健康状態を改善し、病気の予防と治療を行うための研究をする学問である。学問分野としては、「基礎歯科学」と「臨床歯科学」に分かれる。「基礎歯科学」は、口腔の構造と生体の組織や微生物との関係などを研究する基礎分野である。「臨床歯科学」は、「基礎歯科学」の成果に基づいて実際に診断・治療するための方法や医薬品・設備・治療に用いる素材などを研究対象とする分野である。
自然科学分野の基礎科目と歯学の概論を学ぶ。次に、歯学の基本的な研究方法を習得し、専門科目に進む。具体的には、口腔解剖学・歯科矯正学などの基礎歯科分野、診察・治療のための知識を身に付ける臨床歯科分野を履修する。その上で、臨床実習の後、国家試験に臨む。
企業などで働く人たちが抱える悩みなどをヒアリングして、心理学的な観点から解決のためのアドバイスなどをする仕事。活動領域は大きく3つに区分され、リストラなどが原因となるストレスに対するための「メンタルヘルス対策への援助」、働く人の職業生活の質を向上させるための「キャリア開発への援助」、職場での人間関係を改善するための「職場における人間関係開発への援助」がある。就業のための必須資格はないが、一般社団法人日本産業カウンセラー協会の「産業カウンセラー」資格を取得して就業するのが一般的。
人の話をとことん聞き、カウンセリング力のある人に向いている。また、職種によっては社会問題とも対峙することになる。社会問題や産業問題など、普段から積極的に情報収集する姿勢も大切な要素といえる。