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歯と口腔の健康について専門的な知識を学び歯科医師を目指す
口の中の健康状態を改善し、病気の予防と治療を行うための研究をする学問である。学問分野としては、「基礎歯科学」と「臨床歯科学」に分かれる。「基礎歯科学」は、口腔の構造と生体の組織や微生物との関係などを研究する基礎分野である。「臨床歯科学」は、「基礎歯科学」の成果に基づいて実際に診断・治療するための方法や医薬品・設備・治療に用いる素材などを研究対象とする分野である。
自然科学分野の基礎科目と歯学の概論を学ぶ。次に、歯学の基本的な研究方法を習得し、専門科目に進む。具体的には、口腔解剖学・歯科矯正学などの基礎歯科分野、診察・治療のための知識を身に付ける臨床歯科分野を履修する。その上で、臨床実習の後、国家試験に臨む。
視能訓練士の主な仕事は、弱視や斜視など目に障がいのある患者の視力回復をサポートすること。眼科医の指導の下、来院患者に対して目の一般検査を行っている。眼疾患は早期発見、治療が大切なため、視能訓練士の検査業務は重要な役割を果たす。また眼科医と連携して治療プログラムを考案したり、矯正訓練を実施。他にも、視力が低下した患者に対しては、拡大鏡などの補助具の使い方を指導する。勤務先は、総合病院の眼科や、眼科診察所などとなる。
視力低下の原因を、綿密な検査結果を基に導き出せる正確性が肝心。また、患者との対話から症状を的確に把握するために、コミュニケーション能力が高い人に向いている仕事である。目が見えないことは日常生活に多大なストレスを与えるもの。いかに患者の不安を取り除き、治療への安心感を与えられるかが重要だ。眼科医との連携も必要なため、協調性が問われる仕事でもある。