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神主
教育系の仕事
どんな
職種?日本固有の宗教の担い手として古式ゆかしい神道行事をつかさどる
神道は、山紫水明とたたえられる、日本の自然環境から生まれた宗教である。心身を清めて鎮守の森や神木を愛でる、尊崇の気持ちを現代まで受け継いできた。地域を守る「氏神」として神社は親しまれ、初詣、厄よけのおはらい、地鎮祭、初宮参り、神前結婚式といった数多くの神道行事がある。神主はこれらの行事をつかさどる職業で、祝詞をあげるほかに合格祈願の「お守り」や「おみくじ」の販売、境内の清掃など諸事を行う。神主になるには、神道学科のある大学に進学するのが一般的。所定の課程を修了すれば、階位が授与される。
こんな人に
おすすめ!年間行事の担い手として、日本文化を守り継承していける
初詣や神前結婚式、七五三などを執り行い、日本古来の信仰である「神道」を後世に伝えていく使命もあるため、日本の伝統文化に詳しい人に向いている。毎朝神社の境内を清掃し清めるなどのお勤めを行うので、日々のルーティン作業を確実に滞りなくこなせる能力も求められる。宮司や氏子との付き合いも重んじていることから、人間関係を育てることが得意な人が好ましい。
神主を目指すなら
- 高校
- 大学・短大・専門学校 必要な学び:宗教学など
- 採用試験 就職先:神社
- 神主
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Point1
神社本庁の所属神社で神職として働くには、各都道府県神社庁からの授与「階位」(神職資格)が必要。「階位」には5段階あり、上位の階位を取得すれば、宮司や権宮司に就くことができる。
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Point2
神道系の大学にある専門学科を卒業するのが一般的な神主(神職)への道だが、神職養成講習会や神職養成所に通う方法もある。