高校生のための進学ガイド

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入学費用

合格発表から入学までにかかる費用をまとめて紹介!

大学に進学するには入学金や授業料の他にも、教材の購入、新生活の準備など何かとお金がかかります。自宅生か下宿生かの違いによっても、かかる費用はさまざま。ここでは大学合格から入学までの短期間にいったいどのぐらいのお金を準備しておけばよいのか、具体的に見ていきましょう。

合格から入学までにかかる費用(国公立・私立)

  • 入学金、授業料、住まい探しに教材購入・・・・・・
    入学までにかかるお金は意外と多い!

    合格発表から入学までの期間にかかる費用の中で大きな割合を占めるのは、やはり入学金や一年目の授業料、施設設備費などを含めた初年度納付金。このうち、合格後の入学手続きでは約25~30万円の入学金(入学料)と、学費の一部を支払うことがほとんどです。初年度納付金の費用は国公立か私立か、また学部によっても異なるため、必ず確認しておきましょう。 その他、教科書や教材購入費、自宅外通学となる場合は住まい探しや家具・家電などの生活用品の購入にもお金がかかります。さらに、入学式出席のための費用や、合格祝いのお祝い返しなど、多岐にわたる出費が予想されます。まずはこの短期間にそれだけのお金が必要になることを頭に入れておきましょう。

    • 大学合格から入学までにかかる費用の例

      • 入学金

      • 初年度授業料(の一部)

      • 教材購入費

      • 住まい探し

      • 引っ越し費用

      • 生活用品購入費

      • お礼、お祝い返し

      •         など

  • 入学金は返還されない場合が多いため、併願の場合は要注意!

    合格通知を受けてから指定日までに入学手続きをしなければ、入学資格は失効してしまいます。手続きの期間は、私立大学の場合、1週間~10日前後に設定されていることがほとんど。そのため、先に合格した大学に入学手続きをし、その後により志望度の高い大学に合格すると、入学手続きが重複してしまうケースが発生します。後で入学を辞退しても、入学金など一部の費用は返還されないことが多いので注意しましょう。余分な入学金を払わなくてすむように、下位志望校の入学手続き締切日より前に上位志望校の合否が分かるような併願プランを考えてみるのも良いでしょう。また、私立大学の締切日は、国公立大学の合格発表前に設定されていることが多いので、国公立志望の人は私立大学の入学金を受験マネープランに組み込んでおきましょう。

大学・短期大学の初年度納付金(国公立・私立)

  • 国公立か私立か、大学か短期大学かによって費用は異なる

    初年度納付金の額は、大学なのか短期大学なのか、また国公立なのか私立なのかによって、大きく異なってきます。国立大学も法人化によって大学ごとに金額の差が出てきていますが、現状では標準値の817,800円で設定している大学が多いようです。公立の場合は、大学・短期大学ともに入学者の居住地が地域内か地域外かによって入学金に差が出てくるところが多いため、最新の募集要項で確認するようにしましょう(授業料は同額)。私立の場合は大学・短期大学ともに国公立より高額になる場合がほとんどです。

新生活の準備費用

  • 生活用品購入や住まい探しの費用はどれくらいかかる?

    進学後の新生活に必要な準備費用は、自宅生か下宿生かによって変わってきます。下宿生の場合はまず、住まい探しの費用が必要になります。その内訳としては、新居を探すための交通費・宿泊費・滞在費などと、契約時に必要な初期費用(敷金・礼金・仲介手数料)。地域や物件により異なりますが、敷金・礼金がそれぞれ家賃の1~2カ月分、仲介手数料は原則家賃1カ月分、前払い家賃を1カ月分と考えると、初期費用は合計で家賃の4~6カ月分ほど用意する必要があるといわれています。さらに、引越しにかかる費用や生活用品の購入にかかる費用も念頭に置いておきましょう。

  • どこに住むかによっても必要な費用が変わる!

    下宿生の多くは民間不動産会社や大学生協を通して、大学近隣の賃貸住宅(マンション・アパートなど)を借りることが多いですが、他にも学生会館、各大学が運営する学生寮や育英会が運営する県人寮などもあります。学生会館は一般的な賃貸住宅より1カ月の部屋代の平均が高額になっていますが、食事や家具・家電が付いているところが多いため、生活費込みの価格と考えるとよいでしょう。プライベート重視か学生同士の交流を求めるかなどの生活スタイルと月々の生活費によって、どのような住まいを選択するのがよいのか検討しましょう。