検索条件に該当するものはありませんでした。
検索条件の指定を変えて再検索してみてください。
映画などの映像制作で撮影したフィルムを現像する仕事。暗室で薬剤を使った作業によって、ネガフィルムからポジフィルムを作る(専門用語で「焼く」という)。現像作業には、編集に使用するラッシュフィルムを焼く仕事と、ネガ編集者から上がってきた完成版のフィルムを実際の上映に使用するために現像をする仕事がある。特に後者の場合は、監督のイメージ通りの色を出すために、高度な技術と長年の経験が必要とされる。この仕事に就くには、映画用フィルムの現像所に就職するのが第一歩となる。
ネガを焼くときに撮影者や監督の意図をくみ取り、光量を変えて色調を変化させるといった現像の専門的知識が必要だ。また、一つひとつの作品に丁寧に取り組める集中力と、撮影監督やカメラマンがイメージしているような理想的なフィルムを表現できる、仕事に対するこだわりを持った人が望ましい。