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言語によるコミュニケーションが困難な人の支援方法を学ぶ
人の言語、聴覚、飲み込み(嚥下/えんげ)機能について学び、発達を促す、あるいは障がい者を支援するリハビリテーションの知識と技術を学ぶ学問。主に言語聴覚士を養成することが目的である。声が出ないなどの「発声・発音」、難聴などの「聴こえ」、言葉の遅れや失語症などの「言語」、飲み込みがうまくできないなどの「嚥下」が、主な学習・研究の対象となる。コミュニケーション能力と摂食能力という人の生活の根幹に関わる重要な学問といえる。
初年次は、言語聴覚概論などの基礎科目と併せて、人体の構造、心理学、言語学などコミュニケーション活動全般の知識を広く学ぶ。その後、実際の検査方法などを実技も含めて習得し、訓練プログラムなども作成する。最終的には臨床実習を通じて、より高い専門性と実践力を養っていく。
音楽を用いて患者のストレスを緩和し、心身の機能の維持・改善、障がいの軽減・回復をサポートする仕事。患者の状態を観察した上で治療計画を立て、医師や看護師と協力しながら治療にあたる。患者に音楽を聴かせる「受動的音楽療法」と、患者に歌を歌わせたりリズムに乗って身体を動かさせる「能動的音楽療法」がある。国家資格ではないが、全国音楽療法士養成協議会が指定する養成学校で専門科目を修了し、「音楽療法士」の民間資格を取得する必要がある。主に病院や高齢者施設、学校などに勤務する。
音楽を通じて、心に困難を持った人々に対して寄り添うことができるかが重要となってくる。明るく前向きな性格を持つ人に向いている。現場では一人だけではなく、「医師」や「看護師」「介護士」などと連携するので、患者のケアをするという目標のために各部門と協力し、時には意見も述べられる人材が求められる。