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線路を点検・修繕し、鉄道の安全を守る仕事。線路は列車が走行することで経年劣化するほか、温度の急激な変化によってレールが伸縮する。そのため、定期的に線路を点検して、ゆがんでいたり、たわんでいる箇所を見つけて修繕して軌道整備を行い、経年劣化したレールや枕木、締結装置などを交換する。レールなどの軌道材料を専用機械に積み込んで、現地まで運搬するのも大切な仕事だ。台風や地震などの自然災害により線路が破壊された際には、いち早く駆け付けて復旧工事にあたる。
鉄道保線員は複数名のチームを組んで行動するため、仲間と力を合わせて一つのことを成し遂げることが好きな人に向いている。また、線路内は非常に危険な場所であり、常に周囲を見渡すなど安全確認をしながら点検・修繕に臨む必要があるため、集中力や観察力に自信がある人も、この仕事に向いている。「鉄道」というインフラを守り、毎日の安全な運行に貢献することから、「社会的に貢献したい」「やりがいの大きな仕事がしたい」という思いを持った人にもおすすめしたい。