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京都を中心とした花街の置屋(舞妓・芸者を育成・あっせんする店)に所属し、料亭や旅館などの宴席で舞踊やおはやしを披露する接客の仕事。舞妓とは、芸者(芸妓)になる前の見習い期間(中卒後から20歳前後)の呼称であり、関東では半玉(はんぎょく)という。伝統行事での大舞台もあり、華やかな衣装やたたずまいは国内外の観光客からも注目度が高い。近年は志願者が全国から集まる。修業期間にかかる諸費用は置屋が負担するため、舞妓時代の収入はご祝儀程度とされ、自由も限られることは知っておきたい。
着物の着付けをはじめ、着こなし方や美しい立ち居振る舞いなどが求められる。また、日本舞踊や小唄など日本の伝統芸能に関する知識や技術に加え、お座敷での作法、高いコミュニケーション能力も必要となる。外国人を相手にすることが多いお座敷においては、日常会話レベルの英語力があると実務に役立つだろう。