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見たこと、感じたこと、伝えたいことを表現する創作家。言葉や言いまわしを工夫し、さまざまな表現方法で、何気ない日常の一コマに潜む、感動や共感を読者に与える。詩には作者の心情をうたう叙情詩、自然の風景などをありのままに描写する叙景詩、歴史上の事件や人物を中心にした叙事詩などの種類がある。定型詩、自由詩、散文詩の形式にのっとって、多様に作者の思いを表現できる。しかし、よほど有名にならない限り詩人として生きていくのは難しく、ほかに脚本やエッセイ、朗読会や舞台なども手掛けていることが多い。
豊富な日本語のボキャブラリーがあることに加え、擬人化や比喩といった日本語のテクニックが必要だ。それらを巧みに使いこなし、日常の取るに足りない出来事や、自分や人が感じていること、または世の中の空気や流れなど、森羅万象を敏感に読み取って、独自の言葉で表現することができる人が向いている。