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舞踊家として芸を披露するのはもちろん、弟子や生徒をとって指導にあたり、日本舞踊を継承する仕事。日本舞踊は、歌舞伎舞踊、上方舞、京舞、民謡舞踊などの古典舞踊と、それらから派生した創作舞踊(新舞踊)があり、西川流、藤間流、坂東流、花柳流、若柳流など伝統的な代表流派では現在、約4,300人の日本舞踊家が活躍している(参照:公益社団法人日本舞踊協会)。どの流派へ進むかを決め、師匠のもとに入門するか教室の門弟としてスタートする。各流派それぞれに受け継がれる型を体得して踊りを磨き、名取や師範名取に認められたら指導者として活動できる。
流派ごとに異なるしきたりや作法を長い時間をかけて身に付け、伝統の名に恥じない踊りを披露する必要がある。稽古は厳しく、一流になるまでには長い道のりが必要だが、伝統芸能の一端を担うため責任も大きくやりがいも感じられる。そうした長い修業期間をいとわず、文化の継承に前向きに取り組める人に向いている。