専門学校生の描いたデザインが、実際のカードゲームのキャラクターとして採用！
例年、東京コミュニケーションアート専門学校のコミックイラスト専攻とコミックイラストマスター専攻の1年生は、産学連携プロジェクトして株式会社TCGが手がけるトレーディングカードゲームのイラスト募集に応募しています。2023年度も多くの学生が挑戦し、優秀な成績を残しました。
細部までこだわったキャラクターデザインが最優秀賞を受賞！
同校の学生たちがチャレンジしたのは、トレーディングカードゲーム「魔法少女ザ・デュエル」のキャラクターデザインイラストの制作です。このカードゲームを運営している株式会社TCGでは、2012年から産学協同企画の一環として東京・名古屋の専門学生を対象にキャラクターデザインのイラスト募集を行っています。プロがキャラクターデザインを担当するときと同じスケジュールや工程で課題に取り組むのが特徴で、現場に近い環境で実践力を培うことができます。
今回の産学協同企画では、同校から2人の学生の作品が見事に最優秀賞を受賞。それぞれ可愛らしさや美しさ、個性が前面に表れているデザインで、衣服の質感や影の付け方、キャラクターの表情、ポーズなど、細かなところにも作者のこだわりを感じられます。最優秀賞に輝いた作品は、2024年5月より順次トレーディングカードとして発売される予定です。また、惜しくも最優秀賞は逃したものの、6人の作品が入賞、7人の作品が佳作に選出。どのキャラクターも今にも動き出しそうな躍動感あふれるデザインとなっています。
実践力を身につけて、即戦力となる人材を目指す
東京コミュニケーションアート専門学校では、今回のイラストコンペのように産学連携企画に積極的に取り組んでいます。実際に販売している商品のパッケージデザインやゲームのキャラクターデザイン、アニメーションの製作協力など、企業課題は多岐にわたっており、実践的な学びを通じてプロの考え方や想像力を身につけ、即戦力となる人材へと成長できます。
3年制のコミックイラスト専攻では、イラストレーターを目指してデザイン力を身につけていきます。画力はもちろん、英会話やコンセプトワークといった仕事の幅を広げるスキルも習得可能。また、プロのイラストレーターがデビューをサポートしてくれるので、モチベーションを維持しながら夢を追いかけることができます。
4年間イラストやマンガについて学べるコミックイラストマスター専攻は、デザイン技術だけでなく、作品のプロモーションやセルフブランディングについてのスキルを磨けます。SNSなどを通じてイラストビジネスを展開し、トレンドを踏まえた上で「売れる作品」を描く次世代クリエーターを目指せるのが魅力です。
この記事で紹介されている学校はこちら
◆ 東京コミュニケーションアート専門学校
https://shingaku.mynavi.jp/gakkou/368/
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