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レストランサービスを競う全国大会で、専門学校日本ホテルスクール学生が金賞を受賞!

ホテル・レストランのサービス技術を競う全国大会「HRSサービスコンクール」が2024年2月15日、東京ビッグサイトで開催。前年銅賞を受賞した、専門学校日本ホテルスクールの昼間部ホテル科2年生・田中麗さんが、さらに腕をあげて本大会に挑みました。

前年3位の田中麗さんが、完成度の高いサービスで好成績を収める

日本ホテル・レストランサービス技能協会が主催する「HRSサービスコンクール」は、料飲接遇サービスにおける技術や意識の向上を目的に行われている全国大会です。審査項目は複数あり、ナイフの使い方や手際、段取りの良さといった技術的な側面はもちろん、表情や姿勢、ゲストに対する受け答えも評価の対象としています。
25歳以下の学生を対象とした「カレッジ部門」では、書類審査と予選の実技試験を突破した上位4人が決勝へと駒を進めました。
決勝戦では、13分という時間内で2種の実技課題をクリアしなければならない上に、ゲストに扮する審査員から、知識やサービスが問われる口頭試問にも答えなければなりません。最初の課題「スパークリングワインの抜栓とサービス」では、音を立てたり泡が吹きだしたりしないよう抜栓し、グラスに2回注ぎます。はじめはテイスティング用に少量を、2回目はゲストのコンタクトを確認してから、適量を入れるのがポイントです。次の課題は、鶏の丸焼きをお客さまの前で切り分け、美しく盛り付けるという「若鶏のローストのデクパージュ」。学生たちは、提供する部位を傷つけないように注意をしながら、ナイフとフォークで器用にさばきます。ゲストからの質問にも笑顔で対応しなければならず、高度なサービス力が求められる中、専門学校日本ホテルスクールの田中さんが見事1位となる金賞を受賞しました。

3つのホテルで経験を積み、職業観を養える実習

専門学校日本ホテルスクールの卒業生も、華々しく活躍しています。今大会で30歳以下を対象とした「ヤングプロフェッショナル部門」では、同校の卒業生・原口奈々来さんが銅賞を受賞。また、同じく卒業生の二階堂友美さんは、2023年11月に開催された第61回技能五輪全国大会「レストランサービス」で金賞を受賞しました。二階堂さんは、2024年9月にフランス・リヨンで開催される技能五輪国際大会に、日本代表として出場することが決定しています。
同校は日本のホテル・レジャー業界で屈指の規模を誇るプリンスホテルが前身。ホテルやブライダル業界で活躍するプロフェッショナルの育成を目的とした専門学校です。講師は現役ホテリエやプロのサービススタッフが主に担当し、時にはホテルの総支配人が登壇することもあります。
一流の講師から指導を受けたホテル科昼間部の学生は、異なる3つのホテルで合計24週間働く「ホテル実習」で実務を経験。ホテル毎に異なるサービスを知るとともに、実践力を養うことができます。実習生の責任感や職業観が高まるよう給与が支払われ、昼間部の場合、実習で得た給与は海外研修旅行の費用として有効活用されます。2回行われる海外研修は、海外のホテル事情も学べるため、将来の選択肢が広がる取り組みと言えるでしょう。

この記事で紹介されている学校はこちら

◆ 専門学校日本ホテルスクール
https://shingaku.mynavi.jp/gakkou/182/

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