新潟工科大学の学部・学科紹介

私たちが暮らす地球では、資源・エネルギー、地球温暖化、水・食糧、人口問題などの長期的課題が深刻化しています。これらの課題の解決を目指し、持続可能な社会の実現に向けて“化学”や“生物学”による技術革新への期待が高まっています。食品・環境化学系では、化学や生物学を基盤に、食品・バイオ・材料・環境などについて学び、予測不可能な時代に対応できる柔軟性を養い、環境への負荷を最小限にした“持続可能なものづくり”の技術を身につけることを目的としています。
２年次に化学と生物学の基本原理を学び、３年次からは化学を基盤とする材料・環境の分野（新素材の開発、環境を配慮した物質生産など）か、生物学を基盤とする食品・バイオの分野（食品機能性の開発、バイオマスの利用など）を選び、それぞれの分野の知識と技術を深く学びます。また、物質の安全かつ適切な取り扱い方法や各種分析機器の操作方法を身につけ、データ分析・判断力を養うため、全ての学期に実験科目があります。
本学の学びの特長であるプラスアルファ制度で、“食や環境をテーマにした探求活動”をサポートしています。学生自身で計画を立て、最新の分析機器を使用しながら、実験や調査を行います。研究の面白さとともに、深く考え、行動する力を養うことができます。