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コンサートホールや劇場、映画館、録音・リハーサルスタジオ、ライブハウスなどの施設づくりにおいて、最適な音響効果を生み出す設計を手掛けるプロ。近年では、防音・防振に関する設計、無響室・残響可変室など特殊音響施設の設計、消音装置や素材の研究開発など、活躍領域はますます広がりつつある。既存施設の音響特性、性能測定などの分野で適切な音響効果を追究する音響コンサルタント業務に就く道もある。電気、物理、工学的な素養と、人間の「音の聞こえ方」という感性の両面が求められるが、やりがいも大きい。
スタジオやライブハウス、コンサートホールなど、さまざまな会場の構造や音響に関する知識が求められる。客席に届く音とステージ内で聞こえる音の音量や音質を加味するため、全体を俯瞰してバランスを調整する計算能力も求められる。