検索条件に該当するものはありませんでした。
検索条件の指定を変えて再検索してみてください。
潜水士は海や河川、ダムといった水中に潜り、調査や自然災害および海難事故などの被害防止と復旧など、さまざまな作業を行う。この作業をする人を「職業潜水士」という。趣味で潜水を行う場合には免許は必要なく、「職業潜水士」として働くには国家試験である「潜水士試験」に合格しなければならない。試験に実技はなく、潜水士が危険を伴う職種であることの自覚を確認するためと、水中作業によって起こる減圧症などの危険から身を守るための知識・技術を身に付けることが目的である。
安全な任務遂行や自分の身を守るための危機管理能力をはじめ、とっさの判断力も求められる。自然災害時や物資の回収、調査など幅広く活躍する場があるため、地学や考古学、歴史学に関する知識も分野によって必要になる。水中で作業を行うため、トラブルが起こった場合にも落ち着いて、冷静に対応できることが重要だ。