職業人図鑑_音楽・イベント分野_音楽講師

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音楽・イベント分野の職業

音楽講師

ヤマハ音楽振興会 音楽講師

文狹 妃奈ふばさみ ひなさん

Profile

契約年
2017年

出身
栃木県

Q.仕事内容を教えてください。

音楽の基礎から本格的な演奏まで
総合的に指導

ヤマハでは生徒さんが通うコースがいくつかわかれており、各コースを担当するために講習や勉強会に参加し、認定を受けた講師がレッスンをします。私は「YAMAHA MUSIC SCHOOL」の講師として、2歳から70代の方まで幅広い年齢層の方を担当。現在は幼児、小中高生を中心とした独自のカリキュラムが用意されたコースで、ピアノ、エレクトーンを使って総合的な音楽レッスンをしています。また、定期的にある発表会やコンクールに出演するための指導も行っています。生徒さんは基本的にグループレッスンを受講し、より演奏力を高めたい人は個人レッスンにも通われるというパターンが多いです。

Voice!

voice

音楽を通して“こころ”を育て、音を楽しむ、感じとる、そして自分の音で表現できる人になってもらえるよう、生徒さんに合った指導法を考えながらレッスンしています!

Note1

懐かしの曲をみんなで楽しむ
シニア向けコースも担当しています

総合音楽教育のコースは、幼児・小中高生を対象とした音楽の基礎力を養うためのレッスンがメインになりますが、さまざまな形で音楽を楽しむシニア向けのコースも用意されています。私もシニア向けのクラスを1つ担当しています。担当するクラスは、8名のグループレッスンで、生徒さんは50~70代の方たち。みんなで歌ったり、踊ったりして、懐かしいポップス・昭和歌謡を楽しんでいます。レッスンを通して、私が生まれる前に流行った曲を知ることができ、私も楽しいです!

Note2

自分のライフステージに
合わせた働き方ができます

自分の音楽活動と両立をしながら講師をされている方や、子育てと両立しながら余裕を持って講師を務めている方もいらっしゃいます。私は、自分の音楽的な勉強も行いつつ、なるべくレッスンを入れるようにしています。また、レッスンスケジュールはある程度自分で決められるため、長期の休みをまとめてとりやすいのも特徴だと思います。私は旅行がてら、遠方の会場でコンサートを鑑賞することが多いです!

Q.1日のスケジュールは?

レッスンがある平日の1日!

1日の
\スタート!/

10:30

講習・勉強会

平日の午前中は自宅で講習を受けたり、講師としての勉強を行ったりしています。土日は午前からレッスンがあることが多いので、9:30からレッスン準備をしています。

13:00

自分のレッスン

講師として生徒さんの見本になるべく、私も演奏技術を磨いたり、音楽指導に関するレッスンを受けています。先生の自宅で1時間ほど指導を受けます。

15:00

レッスン準備

この後のレッスンに向けて、教材の準備やカリキュラムの確認を行います。

15:30

個人レッスン

1回30分の個人レッスンを行います。

16:30

グループレッスン

1回60分のグループレッスンを行います。一度に参加する生徒さんは多くて6名程度になります。

18:30

個人レッスン

2回目の個人レッスンを行います。

20:15

終業

本日もお疲れ様でした!

Q.お仕事に必要なスキルは?

グループレッスンは伝え方の工夫に加え
体力も意外と必要です

個人レッスンは1対1なので、その生徒さんだけを見てレッスンを進めればいいですが、グループレッスンでは同時に複数の生徒さんを指導していくので、常に一人ひとりの状態をよく確認し、全員に伝わる指導ができるように注意しています。さらに、グループレッスンではレッスン室をぐるぐる回りながら歌ったり踊ったりと、1回60分のレッスンが終わる頃にはヘトヘトです(笑)。座って演奏しながら指導するだけではないというところは、ギャップを感じると思います。子どもたちのパワーに負けないように、体力をつけてレッスンに臨んでいます! また、あらゆるジャンルの音楽を扱ったり、作曲家にまつわる講義、歌唱、アンサンブル(合奏・合唱)、楽曲創作など総合的な音楽的指導力が必要です。学生のうちからさまざまなジャンルの音楽をたくさん聴いておくと良いかと思います。平日は余裕のあるスケジュールを組むことができ、自己研鑽の時間が確保されています。私も音楽を学ぶ身として、講師資格取得試験に合格後も講習会や勉強会に参加したり、先輩講師から音楽指導について幅広く学んでいます。

Q.お仕事の魅力を教えてください。

子どもたちの吸収力と諦めない力
驚かされる!

生徒さんが幼児期の時に出会い、思春期を経て大人になるまで、レッスンを通して長くお付き合いできることがこの仕事の魅力です。その子の性格に寄り添い、音楽の仲間として一緒に歩み続けられることが楽しみでもあります。特に幼児期の生徒さんは1週間もあればぐんぐん伸びるので、その吸収力と諦めない力に驚かされます。できなかったことができるようになると私もとても嬉しく、やりがいに繋がっています。5年前、ドの鍵盤の位置をはじめて知ってドレミをひとつずつ弾けるようになった子が先日発表会で「エリーゼのために」という曲を演奏しました。当時、ドの鍵盤がすぐに見つけられずに悔し涙を流している様子を鮮明に覚えていたので、舞台で立派に演奏している姿を見てとても感動しました。

※記事内容は、2024年11月取材時点のものです。
撮影協力:ヤマハミュージックジャパン ミュージックアベニュー池袋