職業人図鑑_健康・スポーツ分野_パーソナルトレーナー

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健康・スポーツ分野の職業

パーソナルトレーナー

AGELCA personalgym 代表

永田 純也ながた じゅんやさん

Profile

独立年
2020年

出身
神奈川県

学生時代専攻していた学部学科
スポーツ健康科学科

Q.仕事内容を教えてください。

トレーニング指導と同時に、ジムの経営・運営に関わる全般に携わる

棒高跳びの選手としては28歳で現役を引退。その後はパーソナルジムに4年間勤め、実業団や出身大学の後輩たちのコーチ指導を行ったりしていました。2020年に独立し、現在は一般の方向けのパーソナルトレーニング指導をしています。主な業務は、カウンセリング(トレーニングの目的や希望を把握する)、プログラム作成(トレーニングや食事のメニューを考える)、トレーニング指導(トレーニングやエクササイズを教える)、フィードバック(課題・目標に向けた改善法を一緒に考える)になります。また、ジムの個人経営者でもあるので、SNSでの情報発信やホームページの更新、帳簿の管理など、パソコンに向かっての事務作業も多いです。とくにSNSやホームページの作成方法といった集客に関わる業務に力を入れています。いくら良い指導やサービスを作れたとしても知ってもらわないと意味がないので、独立するにあたってたくさん勉強してきました。トレーニング指導とは違った面白さと大変さを感じています。

Voice!

voice

フィードバックでは栄養面でのアドバイスをすることもあります。学生時代や現役選手の頃にも関連する知識を多少学びましたが、専門書などを読んで自分でも勉強しました。今も知らなかった新しい用語が出てきたら即勉強するようにしています!

Note1

パーソナルトレーナーとしての
資格は種類がいっぱいあります

私はパーソナルジムで勤務していた時に、先輩におすすめされた「NSCA-CSCS」(全米ストレングス&コンディショニング協会)を24歳で取得しました。NSCA-CSCSは、比較的難易度が高いため勉強は大変でしたが、取得してよかったと感じています。教えてくれた先輩にはとても感謝しています!日本には国家資格やパーソナルトレーナーになるための必須資格はないのですが、資格を保有していると、指導にも説得力が増しますし、集客や転職する際にも活かせるのではないかと思います。私自身はNSCA-CSCSを目指した当時まったく調べずに、ただ先輩トレーナーのアドバイス通りに受験したのですが、関連する資格も色々あるので、トレーナーを目指す人は、どんな資格があるのか調べておくと良いかもしれません。

Note2

指導力の高さだけで良し悪しは決まらない、
立ち振る舞いなども重要な要素

以前勤めていた東京・代官山にあるパーソナルジムは、来店されるお客さまの多くが経営者の方や役職が高い方などでした。皆さんスキマ時間に通われるため、じっくり考える時間が取れずに相手の気持ちを汲み取りきれないことも多く、難しさを感じました。今思い返すと、求められてるものがその時の自分の中では高すぎて、指導力はもちろん他のスキルも及ばないところがあったと感じます。時には厳しいお言葉をいただいたりもしました。しかし、そこでの経験が自分を見直すきっかけになり、指導力だけがサービスではなく、言葉遣いや身だしなみ、立ち振る舞いや心遣いなども大切だと気づくことができました。今では、指導の説明が明確で分かりやすいと多くの方に言っていただけます。これも、パーソナルジムでの4年間があってこそだと思います。

Q.1日のスケジュールは?

トレーニング指導がある日の1日!

1日の
\スタート!/

  9:30

出社

当日の予約状況の確認、フロアの掃除や常備しているドリンクの確認を行います。

  9:30

お客さま来店

最初のお客さまが来店したら指導を行います。当ジムは1回45分プランで、最大で1日7名のお客さまを指導します。

13:00

お昼休憩

ジムの周りには飲食店が多いので、よく外に食べにいきます!

14:30

お客さま来店

引き続きお客さまの指導を行います。予約が入っていない場合は、SNS用に撮影をしたり、ブログを書いたり、自身のトレーニングを行ったりしています。

19:00

終業

予約状況によって異なりますが、大体はこの時間に終わります。本日もお疲れ様でした!

Q.お仕事に必要なスキルは?

機能解剖学や生理学はマスト
物理学も学んでおこう!

ダンベルなどを使ったトレーニングは、重りで筋肉に負荷をかけて求める成果を出すものです。言い換えれば、重りの動かし方(物理的な作用)が身体にどのような影響を与えるかがわかっていないと効果的なトレーニングは期待できないということです。また、お客さまの身体の動かし方を目で見て、正しくトレーニングできているか判断できないといけないため、筋肉や骨などの機能解剖学も学んでおく必要があります。きちんと成果を出してお客さまに喜んでもらうための大事な勉強だと思います。……と偉そうに言っていますが、私は学生の時に運動力学の単位を落としています(笑)。パーソナルトレーナーになって物理学などの大切さに気がつき、猛勉強しました。また、身体や筋肉の適切な動かし方は確立されているため基本は一緒ですが、それをうまく言語化してお客さまに伝える力も重要です。私は、2023年にテキサス州の大学に短期留学をしたのですが、先進国であるアメリカのコーチングスキルを学べたのも非常に良い経験になったので、トレーナーを志す人は留学も考えてみても良いかもしれません。

Q.お仕事の魅力を教えてください。

身体を鍛えることでお客さまの人生が
豊かになっていくのを実感できる

人それぞれトレーニングする目標は違いますし、なかなか達成できないことも少なくありません。以前読んだフィットネス雑誌によると、トレーニングを1年間続けられる人は4%、先進国のアメリカでも10%程度しかいないというデータもありました。この低い継続率の理由は結果がなかなかついてこないことも原因にあるのかなと思います。しかし、「あれが良くないのかなぁ」とか「もっとこうしてみましょうか?」など、お互いに試行錯誤しながら、私が持つ知識をベースにプログラムを組み替えて少しずつ目標に向かって軌道修正をした末に、お客さまの目標を達成できたときは私事のように本当に嬉しいです。成功体験を通してトレーニングを好きになってもらえたり、1年以上続けて習慣になったりすると、もうお客さまの枠を越えて仲間になれた気持ちになります!

※記事内容は、2024年11月取材時点のものです。