医療・歯科・看護・リハビリ分野の職業
あん摩
マッサージ指圧師
株式会社マイナビパートナーズ
パートナー雇用開発事業部
パートナー雇用開発2部 ヘルスケアサポート課
大槻 勇輔さん
Profile![]()
入社年
2023年
出身
神奈川県
今の職業を目指したきっかけ
通っていた短大の学生寮で鍼灸や理学療法を学ぶ友人と同室になったことがきっかけで、マッサージや鍼灸に興味を持ちました。当時は情報系の学科で学んでいたこともあり、卒業後は一般企業に就職。採用業務を10 年ぐらい続けましたが、いつも自分の能力を最大限に発揮できる仕事がないかと考えていました。30歳を過ぎてから、思い切って学生時代に興味を持った「マッサージ」の専門職に挑戦しようと決意。資格取得のための学校に通い、念願の転職を果たしました。
Q.仕事内容を教えてください。
丁寧にヒアリングして
各種慢性症の改善を促す
私は、あん摩マッサージ指圧師のほかに、はり師・きゅう師の資格も所持しているので、前職の整骨院では、はりとお灸を含めた施術を行っていました。現在はヘルスキーパーとして、グループ会社の社員を対象にしたマッサージのみを行っています。初診の場合は、まず問診させていただき身体の気になるところや不調をヒアリングする時間を10分程度設けてから、施術を始めていきます。利用者の訴える不調で一番多いのは、肩こりや腰の痛み。肩こりの症状1 つをとっても、巻き肩による場合や眼精疲労による場合など人によって原因は違うため、触診でしっかりと状態を確認して一人ひとりに合った施術を行います。単に症状を緩和させるのではなく、原因を取り除く施術をモットーにしています。
Voice!
施術以外の事務作業も意外と多いです。過去には利用者に満足度アンケートを取って施術面などを改善したり、キャンペーン(期間限定で45 分コースが30 分コースの料金で受けられるなど)の企画立案を行ったりしました!
Note1
施術中は安全第一!
安心して利用できるよう対応
例えば、施術中に利用者の身体の向きを変える際は、万が一の落下のリスクを考慮して毎回ベッドを一番低い位置まで下げるなど、何よりも安全面に重きを置いて施術しています。また、利用者を第一に考えた施術を大切にしています。あん摩マッサージ指圧師が行う施術は、肩こり・腰痛といった慢性症が対象であり、医師ではないため特定の疾患名を診断することはできません。しかし、利用者の中には、訴えている症状から何らかの疾患の可能性があると感じる場合も。そんな時は、整形外科や病院の受診をきちんと薦めるようにしています。
Note2
自分の身体の
セルフケアもお手のもの!
資格取得後は、自分自身の体調管理がしやすくなりましたね。自分の身体を自分でよくマッサージしています。指で触れば「ココが張ってきているな、違和感あるな」というのが明確にわかるので、突然起こるぎっくり腰も、一般の方より前兆を察知し予防ができます。はり・きゅうを自分に行うのも可能なので、実は今回の撮影のために、前日に自分ではりをして顔のむくみを取ってきました(笑)。また、母が慢性的に肩の痛みに悩まされているので、実家に行った時には身体の状態もみてあげることができます。ささやかですが、親孝行ができてこの職業に就いてよかったなと思っています。
Q.1日のスケジュールは?
マッサージ業務の1日!
\スタート!/
10:45
出社
いつも始業する15分くらい前に出社しています。
11:00
始業
施術開始までの間にベッドメイク、予約状況・カルテ・メールの確認などを行います。
11:15
午前の施術開始
施術は午前と午後で3枠ずつ(1日最大6枠)あり、1枠の施術時間はコースによって30分または45分になります。
14:45
お昼休憩
施術師同士で施術の話ができるのでデスクで食べることが多いです。本社には私含めて3人の施術師が在籍しているのですが、個室での施術で話す機会があまりないので、この時間に情報交換していることが多いです。
15:45
午後の施術開始
午前と同様に施術を行います。最大予約枠6枠全て埋まっていたり、5枠の日もあったり、半分程度だったりと、日によって施術回数はまちまちです。1回の施術が終わるごとに、消毒やベッドメイクなどを行って次の利用者を迎えます。
19:00
施術終了
カルテの作成、ベッドや備品の片付けを行います。
19:30
終業
本日もお疲れ様でした!
Q.お仕事に必要なスキルは?
医療のようにマッサージの世界も
まさに一生勉強!
学生時代には、解剖学、生理学などの座学的知識、施術の基礎的な実技スキルを学びました。ただ、よりよい施術を行うにはまだまだ勉強が必要だと思っています。時には利用者からの質問に即答できず、自分の知識不足に気づかされることも。利用者にどんな質問を受けても納得のいく回答ができるように、いつも通勤電車の中で勉強しています。休日は、施術師の友人と一緒に色々なマッサージを受けに行って、自分の施術に取り入れられるものがないか模索。この前は、韓国生まれのコルギを体験しました。毎日学ぶことが楽しく充実しています。学生のうちは、どうしたら記憶に定着しやすいのかなど、勉強の仕方を身につけておくと良いと思います。学生時代は覚えることがとても多くて、毎日必死に勉強していた思い出があります。
Q.お仕事の魅力を教えてください。
症状が改善された時の
利用者の喜びの声がうれしい
来室時は緊張されている方がほとんどですが、施術を通して身体のこりがほぐれるからなのか、退室時にはみなさん声のトーンも明るく、表情も柔らかくなって帰られる方が多いと感じます。「身体が楽になった」「またお願いします」と言ってもらえたり、そのような言葉はなくとも後日また指名予約を入れてくれたりすると嬉しく、やりがいを感じます。利用者の声を丁寧に聞いていくと、肩こりで来室された方でも「実はもうすぐ結婚式があって本当はもっと姿勢をよくしたい」といったニーズがあったり、「いかり肩を治したい」という悩みを抱えていたりすることもあります。姿勢改善に関する施術は自分の得意とする分野でもあるので、こうした利用者のニーズや悩みに効果的な施術ができた時は、私自身も喜びを感じます。
高校生へメッセージ
何をしている時が一番楽しいのか見極めるために、
なんでも挑戦してみよう!
私は元々、デスクワークを10年くらい行っていましたが、あん摩マッサージ指圧師という全く異なる職業にジョブチェンジしてから初めて「手に職をつけてそれを極めていくことの楽しさ」を知りました。私自身の経験を通して思うのは、やりたいことは大人に
なってからも見つかるということ、そしてどんな仕事に楽しさを感じるかは人によって違うということです。自分がどんなことに楽しさを感じるのか知るためにも、学生のうちに色々なことにチャレンジしてみてください!
※記事内容は、2024年月取材時点のものです。