職業人図鑑_保育・こども分野_ナニー

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保育・こども分野の職業

ナニー

株式会社カームタイム所属

渡部わたなべ奈津美なつみさん

Profile

入社年
2025年

出身
埼玉県

学生時代専攻していた学部学科
こども学科

Q.仕事内容を教えてください。

成長を支え見守りながら
第二の母のような存在に

ナニーとして、ご家族の仕事やご用事、家事の間などに合わせて、指定された場所に伺い、子育てのサポートを行っています。対象は主に、乳児から小学生の子どもたちです。具体的には、おむつ替えやミルク、食事の介助、入浴サポート、寝かしつけ、見守り、遊びなど、子どもの生活全般に関わります。保育園や習い事への送迎を担当することもあります。ベビーシッターが「保護者の方が不在の際にお子さまを一時的にお預かりする役割」だとすると、「ナニーは子どもの成長に継続的に寄り添い家庭を支える役割」だと感じています。子どもの今だけでなく、その先を見通して関わることを大切にしています。

Voice!

voice

長い期間お子さまに寄り添い、生活や自立を支えながら成長を見守るため、ナニーとは「第二の母」のような存在とよく言われています。

Note1

子どもたちの安全を第一に考え
個性を見極め興味を引き出す

ナニーの仕事で最も大切なのは、お子さまの安全を守ることです。親御さんから大切なお子さまをお預かりすることは、命をお預かりすることでもあります。そのため、安全を第一に考えて行動します。「子どもを預かって楽しく遊ぶ仕事」というイメージを持たれることもありますが、その前提には、安全確保をするための観察と判断があり、常に神経を張り巡らせています。子どもは本能で行動するため、年齢や性格、その日の体調、環境などを考慮しながら、その子の発達段階や個性に合わせ丁寧に関わっています。また幼児教育の視点も忘れずに、成長を支える心のケアをしていきます。

Note2

ご家族が安心して子育てするため
時には専門家のフォローも求める

子どもの自立や成長を支えていくためには、お母さんはもちろんのことご家族みんなが安心して子育てができるようサポートすることもナニーにとって大切な役割です。そのため、お子さまの成長を一緒に喜び共有する、親御さんとの何気ない会話を通したコミュニケーションを日々大切にしています。私が所属している会社では、ナニーだけでは解決が難しい専門的なお悩みについては、作業療法士をはじめとする子どもの専門家がフォローし、チームで子どもや家族を支える体制を整えています。

Q.1日のスケジュールは?

朝からお母さまの帰宅まで見守る1日!

1日の
\スタート!/

8:50~

●お客さま宅に到着 ●会社に業務開始連絡 ●身支度を整える

9:00~

●面談 当日のお子さまの体調やスケジュール確認(2歳児 女児)
●シッティング開始 お母さま外出
●室内遊び おもちゃや絵本、お絵かき、 歌、かくれんぼ
●おむつ替え
●公園へ 砂場・遊具・ストライダー・水分補給
●帰宅 手洗い

11:00~

●着替え
●おむつ替え
●昼食準備 昼食温め、カトラリー、エプロン、口拭き
●昼食 介助・見守り
●着替え
●昼食の片付け

12:00~

●室内遊び
●おむつ替え

13:00~

●寝室で寝かしつけ
●睡眠 睡眠見守りをしながら昼食・おもちゃの片付け・午後のスケジュール確認・シッティング記録

14:00~

●起床 ●おむつ替え・水分補給 ●室内遊び

15:00~

●おむつ替え
●お母さま帰宅 お子さまのご様子をお伝え
●おもちゃの片付け
●シッティング終了

15:30~

●会社に業務終了連絡
●1日の細かい記録を作成・確認 細かいシッティング記録をお母さまに送信
●業務終了
●帰宅

Q.お仕事に必要なスキルは?

人との関わりを喜び楽しみ
専門性も深め感性を磨く

人のために動くことに喜びを感じられることだと思います。また自分の心や感情を大切にしながら、人と関わることを楽しめる人も向いていると感じます。ただ私自身も最初からそうだったわけではなく、経験を積み、少しずつ変わったので、人と「そんな関わり方がしたい」と思える人が向いていると思います。また子どもの気持ちを感じ取る感性を育てるために、自分の感性を豊かにすることも大切です。私はマクロビオティックを学び、食と心の関係の深さに気づき保育観が大きく変わりました。子どものメンタルや体調を理解するヒントにもなり、親御さんからの相談にも深く寄り添えるようになりました。ナニーには保育に関わる専門的な知識や資格をお持ちの方が多くいます。

Q.お仕事の魅力を教えてください。

幸せを循環させながら
未来を担う子どもたちの成長を支える

この仕事は幸せが循環する仕事だと感じています。親御さんと一緒に子育てをさせていただくことで、子どもの日々の成長をともに喜ぶことができます。長く関わるご家庭では、次第に家族のような存在になり、お互いに思い合える関係になることもあります。またお母さんのサポートをすることで、お母さんの心にゆとりが生まれ、その幸せが子どもにも伝わり、家庭全体が穏やかになっていく姿を見ることもあります。そうした変化を感じられることに大きなやりがいを感じています。これからの未来をつくっていくのは子どもたちです。子どもたちの優しい心や可能性を育てるお手伝いができることに大きなやりがいとわくわくした気持ちを感じます。

※記事内容は、2026年3月取材時点のものです。