職業人図鑑_デザイン・芸術・写真分野_グラフィックデザイナー

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デザイン・芸術・写真分野の職業

グラフィック
デザイナー

株式会社hooop

桐山 紗季きりやま さきさん

Profile

入社年
2019年

出身
岐阜県

大学時代専攻していた学部
造形学部 視覚デザイン学科

Q.仕事内容を教えてください。

誰に何をどのように伝えたいのか。
媒体に合ったふさわしいデザインを考えます

フリーペーパーやパンフレット、チラシ、カタログ、雑誌、教科書、医療系冊子など、さまざまな紙媒体のデザインを手掛けています。このほか、ロゴやアイコン、図版、既存の書体からタイトルデザインを作ることも。外部のイラストレーターさんにお願いすることもあれば、ちょっとしたパーツであれば自分で描いたり素材に手を加えたりして作成します。案件によって、完成まで数か月から数年までと納期もさまざま。一人で担当するものもあれば、スケジュールが長期に渡り、社員で作業分担をして進める仕事もあります。デザインテイストも媒体によってポップでキュートなものからキレイめで高級感のあるものまで幅広いため、お客様とのデザインのすり合わせ作業はとても大切です。どこを改善したいか、どんな雰囲気の媒体にしたいかの目線合わせを行ってデザイン作業に入ります。

Voice!

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国の検定を経て採択される教科書は、完成まで3年以上かかることも。難しい内容だからこそ子どもたちが“読みたくなる”デザインを目指します。どうすればもっと魅力的なデザインになるか、勉強の毎日です。

一般的な紙面デザインの流れ

グラフィックデザイナーとして、主に、紙面デザインを担当しています!

1

打ち合わせ

お客様とデザインイメージの共有や制作スケジュールの確認をします。

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2

素材からデザインを組む

原稿や写真データ、イラスト素材を受け取り、ラフ案を参考にしながらページデザインを組んでいきます。

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3

校正

最初に組んだデザイン(初校)をお客様に提出。お戻しのあった修正箇所は調整に入ります。通常、修正は3回程度ですが、分厚い冊子の場合は20回におよぶことも?!

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4

印刷入稿、完成、納品

案件によっては印刷紙で色味を確認(色校)した後に印刷所に入稿。印刷製本後、お客様に納品されます。

Q.1日のスケジュールは?

デスクワークの日の1日!

1日の
\スタート!/

10:00

始業

出勤後すぐに、メールチェックと当日のToDoリストを確認。ToDoリストを細分化することで、その日やることが一目で分かり、作業スケジュールも組みやすくなります。

10:30

デザイン制作(午前)

写真データの切り抜きや補正、パーツの作成など素材の準備も進めます。

12:00

お昼休憩

渋谷にあるオフィスの周辺に出店する、週替わりのキッチンカーをよく利用しています。気分転換にお弁当屋さんに行くことも。

13:00

デザイン制作(午後)

デザインや文字の修正に対応。パソコン画面上では赤字の見落としも多くなるため、紙に出力して確認します。

15:00

ひと休み

作業に行き詰まったらコーヒーを入れたり、売店にお菓子を買いに行ったり。眠気覚ましに、好きな飲み物でやる気をチャージします。

17:00

提出前の確認作業

デザイン提出の前も実際に出力してチェック。文字が大きすぎたり読みづらかったりする箇所は、再度調整します。

20:30

終業

退勤前にメールの確認や明日の作業の整理をします。本日もおつかれさまでした!

Q.お仕事に必要なスキルは?

読者を惹きつける、メッセージを届ける、
技術力と表現力

文章や写真、イラスト、図版のレイアウトや、書体、文字組み、配色などで、読み手に与える印象はガラッと変わります。また、あふれる文字数の原稿を読みやすく綺麗にページ内に収める力も試されます。心がけているのは、伝えたい情報を意識しながらレイアウトすること。また対象に合わせたイメージづくりも重要です。学生向けであればにぎやかで楽しい印象に、難しい専門書であれば柔らかい印象に仕上げます。こうしたエディトリアルデザインには、AdobeのInDesignやIllustratorなどデザインツールを使いこなすスキルはもちろん、情報を伝える表現力が必要です。学生時代は目に留まったチラシやパンフレットは持ち帰ってファイリングしたり、立候補してイベントのポスターを作ったりしていました。楽しみながらたくさんのデザインに触れ、その引き出しを増やしていってください。

Q.お仕事の魅力を教えてください。

日常で感じた
インスピレーションをデザインに

本や映画、音楽、展示会など日常で感じたインスピレーションからアイデアをもらうことが多いデザイナーの仕事。身近なデザインを注意深く観察することで、新たな視点を持てるようになりました。スタッフクレジットに自分の名前が載ったときや、お客様からデザインを気に入ってもらえたとき、関わった冊子が本屋さんの店頭に並んでいるときなど、やりがいを感じる場面はたくさんあります。パソコンですぐ直せるWebと比べると、印刷されて直せない紙面は緊張感がありますが、カタチとして残る達成感があります。最近はデジタル書籍が増えてきていますが、私は昔から本や雑誌の紙の厚みや触り心地、ページをめくる感覚が好き。慣れ親しんできた書籍を作る側になっていることも大きなやりがいにつながっています。

※記事内容は、2024年11月取材時点のものです。