美容・理容・メイクアップ分野の職業
美容師
株式会社MINX world
MINX shibuya smart salon トップデザイナー
渡邉 由理さん
Profile![]()
入社年
2019年
出身
神奈川県
学生時代専攻していた学部学科
美容科トータルビューティーコース
今の職業を目指したきっかけ
高校生の頃は、自分の進路が明確に決まっていませんでした。ただ、美容に興味があったため、ヘアメイクやブライダル関連のアルバイトをしながら、美容専門学校に進学。エステ、マツエク、着付け、パーソナルカラーなど幅広く美容を学んでいました。美容師を志すようになったのは、自分の髪型に悩んでいた時、友人の勧めでMINX原宿店を訪れたことがきっかけです。担当してもらったスタイリストの技術や、お店の活気ある雰囲気に触れ、「私も美容師になりたい」と直感的に思いました。
Q.仕事内容を教えてください。
美容師に求められるスキルは
技術力も知識も幅広い!
美容師の仕事は、お客様のヘアスタイルを整えるのが主になりますが、必要なのは技術だけではありません。カウンセリングでは、お客様の髪質や悩みに合わせて最適な提案をする知識やコミュニケーション力が必要です。また、施術もシャンプー・カット・パーマ・カラーなど多岐にわたります。覚えることはたくさんあり日々練習が欠かせませんが、その分、技術を磨けばお客様に信頼される美容師になれると思います。私はサロンワークのほかに、営業後にアシスタント向けの特殊パーマの勉強会を開いています。特殊パーマとは、ツイストやサーフカール、ジェントルパーマのような従来のワンカールとは違うスタイルのことです。ブリーチや縮毛矯正をした髪に施すこともあり、薬剤の知識も必要になります。この技術は一人ひとりの髪質や要望に合わせた施術が求められるため、すぐに習得できるものではなく、日々の練習と経験が必要になります。そのため、私が講師として技術を伝えることで、これからスタイリストを目指すアシスタントが自信を持って施術できるようサポートしています。
Voice!
私はサロン内でスタッフの勤務時間を管理するタイムカード係も担当しています。当店には、カラー剤の使用状況を把握するカラー係などもあったりします!
Note1
アシスタント時代から、接客・技術・チームワークを磨く
美容師はスタイリストになるまでに長い下積み期間があり、アシスタント時代に学ぶことがたくさんあります。1年目は接客を中心に学び、ドリンクの運び方から丁寧に指導されます。2年目で基本のカット技術を習得し、3年目からは顔の形や骨格に合わせた「似合わせ」の技術を身につけていきます。美容師は技術職ですが、お客様とのコミュニケーションや、メンバーとのチームワークもとても大切です。営業後の勉強会や役割分担を通じて、技術だけでなくサロン全体の運営を円滑にする力も磨いていくことが大事だと思います。
Note2
髪を切るだけじゃない!お客様が心地よく過ごせる空間作りが大事
私自身、話すことが好きなので、コミュニケーションを大事にしています。美容室では、希望が言いにくかったり、気を遣ってしまったりするお客様も多いです。でも、一度でも「この美容師さん、なんか合わないな」「話しづらいな」と思われてしまうと、それが強く残って、もうリピートしてもらえなくなってしまうこともあります。だからこそ、お客様に「ここなら気を遣わずに通える」「こんなにリピートしたのは初めて」と思ってもらえるように、髪をキレイにするだけでなく、美容室での時間を楽しいものにすることを大切にしています。心地よい空間を作ることが、長く通っていただける秘訣だと思っています。
Q.1日のスケジュールは?
遅番出勤の1日!
\スタート!/
11:00
出勤
事前に専属アシスタントと当日の予約情報を確認します。私が担当するお客様はお仕事終わりに来られる方が多いので、遅番出勤が多いです。
11:25
ミーティング
遅番のメンバーと昨日の営業の連絡事項を確認し、当日のお客様の注意事項(車椅子でのご来店、薬剤やゴムのアレルギーがないかなど)を共有し合います。
11:30
営業開始
お客様の人数はやはり土日祝日が多く、基本的には5〜15人程度を1日に担当します。また、お昼休憩の時間は特に定まっておらず、空いた時間1時間の休憩を取ります。外に出て渋谷のオシャレな場所でゆっくりランチできます!
19:30
営業終了
遅番のメンバーは朝掃除をしないかわりに夜掃除を担当します。
20:00
ミーティング
1日の振り返り、反省や疑問点などを専属アシスタントと共有します。
20:30
終業
以降は自主練の時間となり、カットや新しい技術の練習や、SNSの投稿のための文章作成·編集を行うことがあります。本日もお疲れ様でした!
Q.お仕事に必要なスキルは?
ウィッグと実際の髪は別物!
感性を鍛える習慣もつけておこう
美容師として働き始めてからサロンで技術を学ぶことがほとんどなので、美容学生のうちに無理にカットのクセをつけるのはおすすめしません。ウィッグと実際の人の髪とでは、頭の形や髪質がまったく異なります。そのため、学生時代は「なぜこのヘアスタイルが可愛い・かっこいいと思うのか」「なぜそう思わなかったのか」を考える習慣をつけることが大切です。これが、美容師になってからの「似合わせスキル」につながります。また、美容師は営業時間以外にも多くの時間を練習に費やすため、できないことに何度も挑戦する忍耐力が必要です。さらに、立ち仕事が多く、長時間のヘッドスパをこなすこともあり、体力勝負な部分もあります。憧れの美容師としてキラキラ輝いている先輩たちも、裏ではたくさんの努力を積み重ねています。体育会系の精神が求められることもあるので、美容学生のうちから努力を惜しまず、感性を磨くことが大切だと思います。
Q.お仕事の魅力を教えてください。
美容師の魅力と楽しさは
努力が必ず結果につながるところ!
特に嬉しかったのは、アシスタント時代にシャンプー指名をしてくれていたお客様が、スタイリストになってからも変わらず通ってくれることです。アシスタント時代の最初の数年間はお客様の特徴をメモして、しっかり覚える努力をしてきたことが、信頼につながったのかもしれません。また、お客様がどんどん美意識を高めていく姿を見られるのも、この仕事の魅力です。新しく恋人ができたり、周りから褒められるようになったり、そういった変化を一緒に喜べるのは、美容師ならではのやりがいだと思います。「モテたい」「キレイになりたい」といった、お客様の願いを叶えるお手伝いができるのが、この仕事の楽しさです。自分自身も「もっとキレイになりたい」という思いから美容師を目指したので、それを広められるのも嬉しいですね。さらに、私が働いているサロンでは、特定のジャンルに偏らず、幅広い技術を学べます。特化型のサロンもありますが、ここではさまざまな提案ができるのが魅力です。自分の努力が目に見えて結果として返ってくる仕事なので、頑張れば頑張るほどやりがいを感じます。
高校生へメッセージ
美容師を目指すなら挑戦し続けることが大切!
美容師は想像以上に大変な練習が待っています。でも、その努力の先にはやりがいがたくさんあります。今の時代、技術があるのは当たり前で、SNSを活用して自分を発信しないと集客が難しいです。だからこそ、学生の
うちからSNSでファンを作り、苦手なことにも挑戦することが大事だと思います。大変なことも多いですが、やりがいのある楽しい仕事ですよ!
※記事内容は、2025年4月取材時点のものです。