マスコミ・芸能・アニメ・声優・漫画分野の職業
広告プランナー
株式会社オプト
アドパフォーマンスコンサルティング4部
兼アドパフォーマンスプランニング室
マネージャー
樋口 慶さん
Profile![]()
入社年
2022年
出身
茨城県
学生時代専攻していた学部学科
商学部 経済学科
今の職業を目指したきっかけ
昔から「仕事がつまらない」とは思いたくなく、自身の性格を踏まえると、日々さまざまな業務に取り組める環境に魅力を感じていました。大学では経済学を学びつつも職業のイメージは漠然としていましたが、個別指導塾講師のアルバイトで、自分のアイデアが評価される体験にやりがいを感じたことが、就活の軸になりました。また、転職エージェント会社のインターンでは、夢中で取り組む経験を通じて「チームで目標に向かって頑張る」働き方も自分に合っていると実感。インターン先でライターとして働き始めた後、人手不足をきっかけにコンテンツマーケティング全体を任された経験も、自分の方向性を決める大きな転機となりました。
Q.仕事内容を教えてください。
商品やサービスが世の中に知られる仕組みを
数字を丁寧に読み解き、人を大切にしながら取り組む
広告プランナーは、クライアント(広告主)と向き合いながら、生活者のインサイトを探る仕事です。新規クライアントと既存クライアントとでは、仕事内容も異なります。新規の場合は、お問い合わせやお声がけからスタートし、ヒアリングなどの営業活動を経て、コミュニケーションプランの設計やデジタル広告に関わるメディアプランニング、提案資料の作成を行います。こうして準備した内容をもとに、プレゼンテーションや他社とのコンペに臨むことになります。プレゼンテーションは、数週間から場合によっては数ヶ月にわたり準備を行うことがあります。ご提案内容を選んでいただければお取引につながり、他社の案が選ばれた場合はお取引に至りません。そのため、メインプランナーとして携わる案件には大きなプレッシャーも伴いますが、それこそがこの仕事の醍醐味でもあります。そうやって既存となったクライアントに対しては、広告運用や施策の実行に加え、新たな提案を考案し、実行に移すなど、案件全体の品質管理を担っていきます。
Voice!
数字など結果は大切ですが、基本は人と人との仕事。新規クライアントとのご縁をいただくための泥くさい営業活動や実際に商品を使う人の声を拾わなければ成り立ちません。社内外の目の前の人と人とのコミュニケーションが必須です!
Note1
デジタルで瞬時にわかる数字を分析し戦略立案につなげていく
デジタル広告は、毎日のように日々、数値として成果が可視化されます。そのため、常に目標値を達成し続けなければなりません。もちろん厳しさもありますが、成果が出れば出るほど、クライアントのビジネスも拡大し、私たちもその成果に応じた報酬をいただけます。自然とWin-Winの関係が築ける点に、大きなやりがいを感じます。同じ方向を向いて、クライアントと伴走できることが、この仕事の魅力です。マネジメント業務については、まだ試行錯誤の段階ではありますが、各部署の数値達成状況を確認しながら、さらなるミッションの拡張を目指しています。また、社内メンバーとのコミュニケーションを図り、キャリアなどに関する相談にも対応しています。かつては自分ひとりに向いていた意識の矢印を、チームや組織全体に向け、ひとりでは到達できなかった成果を追い求めています。
Note2
インプットはビジネス書籍からも
消費者ニーズを見極めビジネス拡大
新たなお取引を増やしていくうえで重要なのは、インプットの量だと感じています。あるときミーティングで先輩に「経験からしか学んでいないよね?」と言われたことをきっかけに、それまで手に取ったことのなかったビジネス書などからも積極的に知識を得るようになりました。日々学び、試し、できることをひとつずつ積み上げていく姿勢が大切だと思います。一方、既存クライアントに対しては、任された案件をしっかりと継続・拡大していく責任があります。クライアントからの信頼に対して、広告成果という形で真正面から応えていくことを心がけています。課題提起を行う際も、顧客をリードする存在であることを意識しています。
Q.1日のスケジュールは?
デスクワークの1日!
\スタート!/
9:30
出社
メールチェックや前日の実績確認から一日が始まります。広告を見た人の数、クリックした人の数、クリックしてから購入に至った人の数など、Instagramなどの各広告媒体ごとに数値を確認。広告ごとの成果や割合を分析し、改善に向けたヒントを探ります。その後、必要に応じてクライアントへの電話報告や社内連携を行います。
11:00
社内ミーティング
既存クライアントに関する実績や、現在進行中の提案活動・タスクの進捗状況をチーム内で確認します。情報を共有することで、業務の抜け漏れを防ぎ、チームとしての一体感を高めます。
14:00
定例会・提案アポイント
既存クライアントとの定例会や、新たな提案に向けたアポイントを行います。マネージャーという立場も担っているため、メンバーから上がってきた実績を整理し、方向性を示すディレクションも行います。
16:00
新規クライアント向け業務
新規クライアント向けのプランニングや市場調査、資料作成に取り組みます。提案内容の説得力を高めるために、エンドユーザーへのインタビューを行い、リアルな声を資料に反映させるよう心がけています。
19:00
各種ミーティング
チームメンバーとの進捗共有や1on1ミーティングを行います。マネージャー職に就いてまだ3ヶ月ほどで、人を動かす難しさを感じる場面も多いですが、一人では到達できない成果にチームで挑む面白さも実感しています。
21:00
終業
この仕事はリモートワークとも相性は良いのですが、私は社内で仲間と顔を合わせながら働く方が向いていると感じています。日によって忙しい日とそうでない日がありますが、休憩時間は適度に確保しつつ、無理なく取り組めています。本日もお疲れ様でした!
Q.お仕事に必要なスキルは?
個人の地道な努力を怠らず
チームで最大限の結果を目指す
私自身、学生時代は「やりたいことがないことがコンプレックス」でしたし、特別に専門的な知識を身につけておく必要はないのでは、と思っていました。大学では経済学を学びましたが、正直に言うと実務にそのまま活かせる場面はあまり感じていません。ただ、心理学と経済学を組み合わせた「行動経済学」のように、人の非合理的な心理を読み解き、消費行動につなげるアプローチは、今の仕事にも通じる部分があると感じます。毎日同じことを繰り返すのが苦手な人や、チームで協力して働きたい人には、この仕事は向いていると思います。また、「今のルールはこうだけど、もっと良くできるのでは?」と柔軟に考え、仕組みを改善していくことに前向きに取り組める人にも適性があると思います。広告プランナーというと、アイデア豊富でクリエイティブな人しかできないと思われがちかもしれませんが、実際には「自分で考える」「数字を見る」「お客さんに人として信頼される」といった、地道な努力の積み重ねが何よりも大切だと実感しています。
Q.お仕事の魅力を教えてください。
リアルタイムで変化するスピード感
自分の全てが評価され向上心へ繋がる
自分自身の立ち居振る舞い、思考、人間性――そのすべてがクライアントにとっての「お金を払う理由」、つまり商品として見られるこの仕事では、常に評価を受ける緊張感と、それが向上心につながる環境に身を置くことができます。また、自分の考えや提案がリアルタイムで数字に反映される手応えや、変化のスピード感もこの仕事の大きな魅力です。担当した当初はまったく信頼を得られなかったクライアントから、周囲のサポートを受けながら関係を築き、最終的に「あなたが担当だから発注している」と言ってもらえた経験は、今でも忘れられない財産です。AIの進化によって、さまざまな仕事が代替されていくと言われていますが、人間にしか理解し得ない“非合理な行動”を読み取り、そこに価値を見出して宣伝活動につなげることは、まだ人にしかできない領域だと感じています。この仕事に就けたことで、人生の中で出会えてよかったと思える人たちや、心を動かす言葉の数々に触れ、日々、人生が豊かになっていると実感しています。
高校生へメッセージ
働くことで得ることは想像よりたくさんあります!
高校生の頃の私は、社会人になりたくなくて、夢もなく、「仕事なんかしたくないな」と思っていました。でも今は、もう一度就活をしても、きっとこの仕事を選び、この会社に入ると思えています。だから、高校生の今、
たとえ「やりたいこと」が特になくても大丈夫。大切なのは、自分の性質や向き不向きを見極めて、合う仕事を選ぶこと。そうすれば、「毎日が楽しい!」とまではいかなくても、「働くのも悪くないな」と思える日々が、きっとやってくると思います。
※記事内容は、2025年10月取材時点のものです。