ゼミ・研究室検索結果
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多元情報研究室
経済の不確実性や地政学的リスクは、一国だけの問題ではなく、世界中に波のように広がります。たとえば、アメリカで金融政策が揺れると、日本やヨーロッパの企業の投資判断まで影響します。 こうした「見えないつながり」を、世界中の新聞記事からデータを作って、データサイエンスで明らかにすることができます。国同士のリスクの伝播を“複素数のゆらぎ”としてとらえ、どの国が影響を与え、どの国が受けやすいかを立体的に理解できます。高校の授業ではあまり触れない最先端の方法で、経済 × 数学 × 国際情勢を一度に学べる点が魅力です。未来の世界の動きを読み解く力が身につく、ワクワクする研究です。
山梨ゼミ(犯罪学)
犯罪のない、安全で安心できる社会の実現―それは、人類が願ってやまない、未だに達成することができていない社会課題です。犯罪の報道を見聞きするたびに心を痛め、二度と同じ事件が起きてほしくないと思うのは、私だけではないはずです。では、人はなぜ犯罪をしてしまうのでしょうか。犯罪をなくすために私たちにできることは、一体何なのでしょうか。犯罪学では、このような、犯罪に関連する「なぜ?」と「どのように?」を探究していきます。 犯罪学という学びの特徴は、様々な学問分野の視点から犯罪について考察することができる点にあります。たとえば、生物学や心理学の観点からは、犯罪をする個人について探り、社会学の観点からは、貧困や格差などの社会問題を考慮しながら犯罪の原因を探ります。建築や都市工学の観点からは、犯罪を防止するための空間デザインを考えることもできます。さらに、「本当に犯罪として処罰する必要がある行為なのか?」や「その行為はどのような経緯で犯罪とされたのか?」というように、法律のあり方に対しても、「なぜ?」と「どのように?」という問いを立てることがあります。 山梨ゼミでは、犯罪学をテーマに、とりわけ社会学と法学の観点から、犯罪という現象にアプローチしていきます。犯罪に関する様々な「問い」に対する自分たちなりの「解答」を得ていく過程で、社会や法を、これまでとは違った目線(まなざし)で眺められるようになることが目標です。
国際関係論ゼミナール
戦争、外交問題、格差、貧困、地球環境、ジェンダー平等…。世界には、じつに多様でグローバルな社会的・政治的課題があふれています。ゼミではこれらの問題を、文献を読みながら学び、討議し、考えていきます。 グローバルな課題の多くは容易に解決できるものではなく、相対するアプローチが同時に採られることも少なくありません。解決を阻む要因は何か、どのようなアプローチが考えられるか、実際にどのような取り組みがなされてきたのか。問題の本質や連関性、それらを取り巻く国内的・国際的環境、異なるアプローチの有効性と限界などをまず理解することが、問題を理解するための第一歩となります。本ゼミでは、そのための基礎知識を身につけることを目指します。 普段のゼミではディスカッションを中心に行い、論理的思考力と自分の考えを発信する能力やスキルを養います。そのために各ゼミ生が毎回時間を取って準備をし、ゼミにおけるディスカッションに力を注ぐのもこのゼミの特徴です。 また、海外の学生とオンラインでディスカッションを行うことで文化や考え方の異なる人たちとの交流を図ったり、企業をはじめとする諸団体を訪問したりゼミに招聘したりして知見を広めます。 将来、国際機関やNGOなどの国際的な仕事に就いたり、行政機関でSDGsをはじめとするグローバルな課題に取り組んだりするための、あるいはニュースや新聞、専門書などを理解するための知識を獲得することを目指します。
吉原ゼミ
「家族」は私たちにとって最も身近な人間関係です。そして、私たちが生まれ落ちてから死後に至るまで、家族との関係は時に形を変えながら私たちに影響を及ぼし続けます。では、「身近である=よく知っている」と言えるのでしょうか。自分の思い描く家族は本当に「ふつう」なのでしょうか。このゼミでは、家族を相対化する視点を養いつつ、家族関係にかかわる各自の問題関心の発掘、発見およびそこに潜む現代社会がかかえる問題の追究・解明を目標としています。ゼミでの学習は、まず「自ら問題を発見し、調べ、まとめて、発表する」という主体的な参加プロセスが重視します。そのうえで、ゼミ生同士がお互いに自らの考えを述べ、相手の意見や考えを理解しつつ、深め合える場にしたいと考えています。ゼミ活動を通して社会生活にとって最も重要である対人関係能力、コミュニケーション能力を養って欲しいと思っています。ゼミは学生主体の場であり、教員はそのサポート役と位置づけです。積極的なゼミ活動への参加、企画提案、貢献を強く求めています。 *ゼミ受講生の問題関心やその理解を深めるため、テーマ等に応じて外部講師の招聘も予定しています。
徳田ゼミ
本ゼミでは、生涯にわたる人間の成長や変化の可能性、またそれを支える環境や支援のあり方について学びます。また個別テーマの探求、ならびにゼミ生間の協同的な学びを通して、私たちがより良く生きるうえで心理学が果たすことのできる社会的役割や責務について考察。インタビュー法を中心に、心理学の研究方法の習得を通して、実証科学としての心理学研究のあり方についても学びます。 春学期は、ゼミ受講生の問題関心に寄り添いつつ、関連領域(発達心理学、ポジティヴ心理学、質的調査法)に関する文献を共同で講読。続く秋学期は、各自の学習度と進捗に応じて、個人テーマ研究についての概要報告を加えていきます。文献検索の仕方、論文や統計データの読み方、インタビュー法や質問紙法観察法を中心とした心理学研究法についても指導します。 学期末には、人生のモデルや憧れとする人を対象に、ライフストーリーインタビューを実施。期末レポートとして提出してもらいます。ゼミ活動においては、グループディスカッションなど協同で学習する機会を多く取り入れ、研究テーマに応じて関係機関との連携や見学も行っていきます。活発な議論を通して互いの考えを伝え合い、学び育ち合う関係をつくっていくことを目指しています。
鈴木ゼミ
このゼミでは、子どもの実態から教育について学ぶことをめざします。 日本社会や世界がかかえる課題が教育においてどのようにあらわれるかについても検討します。 たとえば、①社会の課題について。②学校の課題について。③社会・学校の変化について。以上3点をふまえ、現代の社会を生きる市民として、あるいは教員として求められるスキルを身につけることをめざします。 ○教育の変化。 GIGA スクール構想など、IT 技術の発展に応じて学校と社会はどうあるべきか。 ○社会問題と教育の役割。 貧困問題・環境問題・人権の課題など、また「持続可能な開発目標」(SDGs)とそれを踏まえた教育の在り方についての研究。 ○子供の現在。 子供の変化について。情報化の進展は子供に変化を与えたのでしょうか。 ○小学校の生活科、中学校社会科、高等学校公民科、また特別活動・総合的な学習の時間を中心にした授業づくりの方法。特に、環境教育・開発教育・人権教育・法教育・ESD(SDGs)など新しい教育分野に関する研究をします。 ○授業研究、授業方法研究。 ○授業分析。 ○授業実践。
長瀬 正子ゼミ
◆この学科の学びのポイント 社会福祉学科では、平和で安定した共生社会を追求する社会福祉専門教育を展開。実践経験豊かなスタッフによる基礎理論、政策・制度、保健医療、実習指導で「福祉マインド」を育て、多様性を理解し、社会に貢献できる人材を養成します。 ◆ゼミの内容 本ゼミでは、自らの問題関心を丁寧に見つめ、それに取り組んでいます。自分が困っていることや生きづらさをもとに問いを設定し、研究としてその問いに取り組みます。自分自身の内面に向き合い、新たな自分自身を発見します。時に大変な作業ですが、毎年、ゼミの仲間と教員が伴走し、学生本人しか書けないゼミ論文を完成させています。 ◆在学生の声 『研究テーマを通し対話するゼミ』 自分の好きなこと、大切にしたいことなど自らの関心をゼミ内で共有して研究します。ゼミ旅行やゲスト講師の特別授業で多様な体験や積極的な対話ができます。 <社会福祉学科4年生(当時)>
森本ゼミ(フィールド/現場から考える平和と人権)
試験問題には答えがありますが、生きていくうえでは、答えのない多くの問いと向き合う必要があります。世界には、簡単に解決できない問題が数多くあり、だからこそ、考えがい、議論のしがいがあるともいえます。2022年4月に開設された青山学院大学法学部ヒューマンライツ学科では、「見方を変えれば、あなたは変わる。世界も変わる」を合言葉に、“ヒューマンライツ=人権”の観点から私たちの社会を法的に分析し、考察する学びの経験を提供しています。一人ひとりが人間として尊重とされる世界をつくるため、学生と教員が一体となって学び続けている学科です。 「平和」や「人権の保障」といった抽象的な言葉で表される理想の社会の状態は、具体的な人間の営みを通じて実現されます。その意味で人間は、誰でも自分の周りに大小さまざまなスケールの平和を創っていく主体となり得るのです。一方で、私たちはみな自分の身体を使って時間的にも空間的にも限られた経験を生きています。そのため、自分自身の知性や感性をもとに、他者の具体的な経験をいかに開くかといった傾聴力が、各人が平和創出の主体となろうとする際、大事な課題となってくるのです。
三浦ゼミ
皆さんはどのような保育者を目指し、またどのような保育現場で働きたいと考えていますか?このゼミでは、保育に関する文献を読み、実際の保育現場の見学や体験を通して、保育者に必要とされる専門性(知識・技術)や質の高い保育とは何かを学びながら、学生自身がどのような保育者を目指し、またどのような保育現場で働きたいかを考えています。 コロナ禍での制約がなくなってからは、毎年、3年生、4年生のゼミの学生と一緒に、仙台市内や近郊の保育現場の見学に出かけています。写真は、ゼミの学生の要望で、保育環境が豊かな園を訪問した時のものです。 また、学内の活動としては、保育場面の写真や障がいのある子どもの事例をもとにケースカンファレンス(事例検討)を行ったり、保護者支援のロールプレイを行ったりと、学生の要望に応えて、将来、保育現場に勤めたときに役に立つような様々な活動を取り入れて行っています。
松好ゼミ
本学の地域貢献研究センター事業の一つに子育て支援事業があります。本ゼミではその子育て支援事業である「ゆりっこ広場」の運営を担っております。毎月地域の親子を招き、様々な遊びと、本学教員による専門性を生かした多種多様な保護者向け講座を開設し、地域の子育て支援に取り組んでいます。本ゼミは、当日の運営のほかに、準備段階では保育ソーシャルワークとしての子育て支援や子どもの発達を理解するためのケースカンファレンスなどのほか、参加する子どもの年齢に合った保育実践について考え、保育教材や壁面装飾などの製作などから学びを深めています。 いま、日本は子育てがしにくい状況といわれ、少子化も進んでいます。また、外国籍の方、ひとり親、発達障害や精神障害を抱えている保護者など、様々な形で支援を必要としている家庭があります。 多様化する社会に保育者としてどのように向き合うのか、保育者として子どもの発達を促すにはどうしたらよいのか、子育て支援にどのように取り組んでいけるかを考え、実践と研究を繰り返すことで学びを深めているのです。 保育所や幼稚園、施設などの現場経験のあるゼミ担当者であることから、実際に保育現場で起こったリアルな事例検討や、発達段階ごとの子どもの特徴や遊びの提供の仕方など、より実践的な学びが得られる内容となっています。一緒に学びを深めていきましょう。
牛島ゼミ
子育てを取り巻く社会環境の変化に起因して、子どもの育ち、子育てに困難を抱えている方々がいます。ヤングケアラー、子どもの貧困、子どもの虐体等の課題は近年私たちの普段の暮らしでも見聞きするようになっています。これらの課題について子どもの育ちの面からみてみると、子ども自身が自らの存在を大切にすることや自分らしい生活を営むこと、さらには将来の希望を持つこと等が難しい状況がうまれています。そして、このような環境下にある子どもたちは、周囲へ自らの思いや考えを伝える事や困っている事を表出することをためらう傾向があります。そのため、周囲の人々、大人は困難を抱えている子どもの存在に気づきにくいということもあります。 このような状況に対し、ソーシャルワーカーは、子どもらしい生活を保障できるように、権利擁護の視点を持って支援に関わることが求められています。ソーシャルワーカーとして、社会福祉の制度やサービスの活用を検討することは大事なことですが、子どもの意思や希望を汲み取るためにはそれぞれ個々の育ちや発達も理解しておかなければなりません。さらに、子どもを中心として、保護者や地域との関わりも理解することにより安心した地域生活につながります。ソーシャルワーカーがよりよい支援を実践することができれば、子どもや保護者が自ら有する力で希望する生活を営み、生活課題の解決、軽減に意欲的に取り組むことができるようになると期待されます。 これらの内容についてより深く学ぶ場がゼミ活動です。子どもの福祉に関するフィールドワーク等を通じて、ソーシャルワーカーとして必要な知識や技術を得ます。また、ゼミ活動は学生が自らに向き合い、人間性を育む大切な時間となります。これら豊かな時間、経験を周囲の仲間、私たち教員と共に積み重ねることにより、ソーシャルワーカーとして成長をすることができます。ソーシャルワーカーは、支援を必要とする個人に加え、地域や社会に貢献できる職業です。子どもの成長や心身の理解に基づいて支援をする保育士、ソーシャルワークを実践する専門職である社会福祉士のダブルライセンスをぜひ周南公立大学で目指しましょう。私たち教員は皆さん自身の自己実現を応援します。