ゼミ・研究室検索結果
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多元情報研究室
経済の不確実性や地政学的リスクは、一国だけの問題ではなく、世界中に波のように広がります。たとえば、アメリカで金融政策が揺れると、日本やヨーロッパの企業の投資判断まで影響します。 こうした「見えないつながり」を、世界中の新聞記事からデータを作って、データサイエンスで明らかにすることができます。国同士のリスクの伝播を“複素数のゆらぎ”としてとらえ、どの国が影響を与え、どの国が受けやすいかを立体的に理解できます。高校の授業ではあまり触れない最先端の方法で、経済 × 数学 × 国際情勢を一度に学べる点が魅力です。未来の世界の動きを読み解く力が身につく、ワクワクする研究です。
国際関係論ゼミナール
戦争、外交問題、格差、貧困、地球環境、ジェンダー平等…。世界には、じつに多様でグローバルな社会的・政治的課題があふれています。ゼミではこれらの問題を、文献を読みながら学び、討議し、考えていきます。 グローバルな課題の多くは容易に解決できるものではなく、相対するアプローチが同時に採られることも少なくありません。解決を阻む要因は何か、どのようなアプローチが考えられるか、実際にどのような取り組みがなされてきたのか。問題の本質や連関性、それらを取り巻く国内的・国際的環境、異なるアプローチの有効性と限界などをまず理解することが、問題を理解するための第一歩となります。本ゼミでは、そのための基礎知識を身につけることを目指します。 普段のゼミではディスカッションを中心に行い、論理的思考力と自分の考えを発信する能力やスキルを養います。そのために各ゼミ生が毎回時間を取って準備をし、ゼミにおけるディスカッションに力を注ぐのもこのゼミの特徴です。 また、海外の学生とオンラインでディスカッションを行うことで文化や考え方の異なる人たちとの交流を図ったり、企業をはじめとする諸団体を訪問したりゼミに招聘したりして知見を広めます。 将来、国際機関やNGOなどの国際的な仕事に就いたり、行政機関でSDGsをはじめとするグローバルな課題に取り組んだりするための、あるいはニュースや新聞、専門書などを理解するための知識を獲得することを目指します。
グローバルヘルス・ゼミナール
将来、国際機関・援助機関・コンサルタント会社・国際 NGO等での活躍を目指す学生を対象としたゼミです。 ゼミでは、世界の健康課題についての基本的理解を深めるために、グローバルヘルスや国際保健医療に関するテキスト(国際保健医療学第3版;杏林書院)の輪読会を行うほか、JICAの大学連携事業を活用し、北タイでゼミ生による公衆衛生プロジェクト(地域保健と学校保健)を実施。学生の自主参加により計画運営する実践的なプロジェクトを通して、計画・運営・評価の方法について学びます。ゼミ生が短期青年海外協力隊となり北タイへ派遣されることもあります。さらに、タイのマヒドン大学夏季セミナー、シンガポールの夏季セミナー、ボリビアの国際協力研修など、国際保健の早期現場体験の機会を多く設けています。 また、日本国際保健医療学会学生部会の活動に参加し、国際保健に関心のある全国の学生同士によるネットワークづくりや情報交換・交流を図るほか、大学院生との勉強会を実施し、高度な知識を身につけていきます。 多くの実践学習の機会と高度な知識を習得する活動を通して、貧困や紛争などの問題を抱える発展途上国などを含む世界の人々の健康と幸福の向上に寄与できる人材を育成します。
城ゼミ
皆さんは、大学を卒業してからのやるべき目標やありたい姿を明確に持っていますか。また、どこまで腹落ちできているでしょうか。業種や職種の違いこそあれ、多くの方はビジネスの世界に入っていくことでしょう。このゼミでは、大学で学ぶアカデミックな知識を整理し、それらをビジネスの世界でどのように活用していくかを考え行動することで、学問とビジネスの橋渡しを目指していきます。研究テーマに挙げている「スタートアップ」は 3 つの意味があります。具体的には、①アントレプレナー(独立起業家)、②イントレプレナー(社内起業家)、③事業承継です。いずれの場合もビジネスの本質を理解しながら「実学」として多くを学び、経験し、身に付けていく必要があります。 例えば、あなたが素晴らしい商品やサービスのアイデアを持っているとします。そのアイデアを実現させるにはどうすれば良いのでしょうか。まずは、その商品やサービスを受ける側の人びと(ターゲット顧客)が誰なのかを考え、どうすれば彼ら・彼女らの評価を得られるのか、思考を巡らせながら、戦略や戦術をプランニングしていく必要があります。そして、どうすれば儲かるビジネスに展開していけるか、考えることです。 一人で短期間に上達しようとしても無理があります。ゼミの仲間と相談し、気づき、お互い切磋琢磨しながら、「経営力」として身に付けていきましょう。
永戸ゼミ
情報化の進展は現代の企業経営におけるもっとも大きな環境変化の一つです。情報化は単なる技術変化のトレンドではなく、新たな産業や事業機会の創出、抜本的な経営の変革から最終的な顧客である消費者の日常生活にまで、大きな影響を及ぼしています。企業は情報技術を活用することで新たな付加価値を生み出し、それが多様な製品・サービスとして提供されることで、社会全体の情報化が進行しています。 本ゼミナールでは情報化によって生じる様々な具体的な現象をとりあげ、それらについて考え、理解していくことを目的としています。そこから「情報技術をどのように活用していくのか?」「情報化とはどのようなことか?」「そもそも情報とはどのような価値があるのか?」といった根本的な問題を検討・分析していきます。そのうえで、企業における情報技術の戦略的な活用事例を見つけ出し、単なる技術的視点だけではなく、経営的視点からの分析を行っていく予定です。 現代企業は、販売・マーケティング、生産・物流、管理活動などの機能的側面やコミュニケーション、ナレッジ・マネジメントなどの組織的側面にいたるまで、その活動のあらゆる場面で情報技術を活用しています。多くの事例にあたることで、情報技術の可能性を理解していきましょう。
田和 真紀子ゼミ
日本語学は、日本語を「言語の1種」として観察し、その仕組みを明らかにする学問です。ことばを観察するポイントは大きく分けて、①音声(ことばを話す時に発せられる音)、②語(ことばの意味)、③文法(ことばが発せられる時の語順の規則)、④文字(ことばを記録するための媒体)の4つあります。私はこのうち②語と③文法の知識をもとに、いろいろな日本語のデータベースを使って特定の単語や表現を集めて比較・分類し、それらの用法に潜む規則性から、日本語母語話者が無意識のうちに表している意味や表現の傾向を明らかにしています。 田和ゼミでは、2年次の基礎演習ですでに品詞の情報が単語ごとについている「コーパス」というものを利用して用例を集め、用例に共通する単語や構文から意味・用法を明らかにする基礎を学びます。3年次では発展として、単語に分けられていない普通のテキストや新聞記事データベースを使い、自分で単語単位を考え、意味・用法を分析する能力を磨き、卒業論文のテーマを考えます。先輩の卒業論文を例にとると、新聞において「アベック」と「カップル」・「ハンサム」と「イケメン」が使われるようになったのはいつ頃からか、使用数が逆転したのはいつ頃か、そしてそれぞれの言葉の持つ意味はどのように変わり、そこにはどんな背景があったのか…など、何気なく目にする新聞やインターネットの日本語表現に潜む傾向や意味が明らかになりました。日本語の分析を手がかりとして、日本語で表現される世界を一緒に深読みしていきましょう!
森本ゼミ(フィールド/現場から考える平和と人権)
試験問題には答えがありますが、生きていくうえでは、答えのない多くの問いと向き合う必要があります。世界には、簡単に解決できない問題が数多くあり、だからこそ、考えがい、議論のしがいがあるともいえます。2022年4月に開設された青山学院大学法学部ヒューマンライツ学科では、「見方を変えれば、あなたは変わる。世界も変わる」を合言葉に、“ヒューマンライツ=人権”の観点から私たちの社会を法的に分析し、考察する学びの経験を提供しています。一人ひとりが人間として尊重とされる世界をつくるため、学生と教員が一体となって学び続けている学科です。 「平和」や「人権の保障」といった抽象的な言葉で表される理想の社会の状態は、具体的な人間の営みを通じて実現されます。その意味で人間は、誰でも自分の周りに大小さまざまなスケールの平和を創っていく主体となり得るのです。一方で、私たちはみな自分の身体を使って時間的にも空間的にも限られた経験を生きています。そのため、自分自身の知性や感性をもとに、他者の具体的な経験をいかに開くかといった傾聴力が、各人が平和創出の主体となろうとする際、大事な課題となってくるのです。
熊谷健二ゼミ(ベアーズラボ)
2020年に始まったコロナ禍は、私たちの生活や働き方に大きな変革をもたらしました。その結果、教育、医療、 ビジネスなど社会のあらゆる分野でデジタル技術を駆使したイノベーションが急速に進展しています。私たちは今、Society 5.0と呼ばれる新たな社会の始まりを迎えており、これからの時代にはデジタル技術の深い理解と応用が欠かせません。 私のゼミでは、こうした時代の流れに対応し、AI(人工知能)やロボット、電子工作、最新のXR(クロスリアリティ)技術を活用した教育手法の研究と実践に取り組んできました。学生たちは、これらの先進技術を用いて、新しい学習方法や教育コンテンツの開発に挑戦しています。さらに今後は、教育分野だけでなく、ICT技術を活用して社会のさまざまな課題を解決する取り組みも行っていきたいと考えています。 ゼミでは、理論だけでなく実践を通じて学ぶことを重視しています。プロジェクトベースの学習(PBL)を通して、チームワーク、 問題解決能力、プロジェクトマネジメントのスキルも養います。これらの経験は、将来社会で活躍するための重要な土台となります。 私たちと一緒に、先進のデジタル技術を学びながら、新たな知識と価値を創出し、未来の社会をデザインするスキルと知識を身につけていきましょう。
関上ゼミ
マーケティングとは、ひと言でいうと「売れる仕組みを作ること」です。この考え方は、時代とともに変化してきました。マーケティングの概念が確立した1950年代は、安価に作ったものを大量に売ることを目的とした「製品中心」でしたが、やがて顧客が求めるものを提供する「消費者志向」にシフトし、現在は社会活動に軸足を置いた「価値主導」に推移しています。ゼミでは環境保全や地域振興を目的としたマーケティングを研究対象とし、SDGs(持続可能な開発目標)の取り組みを意識したマーケティングも取り上げていきます。 東北の主要産業である「農業」、岩手県北地域の基幹産業の一つである「アパレル」、地方特有の資源を生かし誘客を考える「観光」の3グループに分かれ、企業調査やボランティア活動を交えながら、それぞれの分野で地域を元気にするマーケティング手法を考えていきます。この活動を進めながら自分の研究テーマを決め、データを収集し、プレゼンテーションを行い、論文を作成します。これは、社会に出て仕事をしていく上で、基本となるやり方です。論文で研究成果をまとめ上げるとともに、今後に生かせるスキルを身につけていきましょう。
鈴木智香ゼミ
会計学や簿記を学ぼうとすると、難しい用語がたくさん出てきて、苦手意識を持ってしまう人は少なくありません。ゼミでは、学生の興味をかきたてながら主体的な姿勢で臨むことができるよう、全員参加型の進行に重点を置いています。積極的な意見発表や活発な議論を促すことで、苦手意識を改善できると思います。中心となるのは財務会計論のテキストの輪読です。メンバーで分担しながら内容を読んで要約したり論点を見出したりしながら、会計にまつわるたくさんのルールに触れることが一つの目的となります。さらに、会計には会社法、金融商品取引法、税法といった法律が関係しているので、テキストだけでなく、法規集も読みこなせるよう練習していきます。3年次は会計の基礎知識と文章読解力、理論構築法を磨きながら興味関心のある研究テーマを見つけ、4年次は卒業論文の作成に取り組みます。会計の応用範囲は広く、農業に興味のある学生には農業会計という領域がありますし、自治体職員を目指すのなら公会計を知ることは大きな意味があります。将来の進路に結びつけて、自分が深めていくべき分野を意識しながら会計のプロを目指すことが、最終的な目標となります。