ゼミ・研究室検索結果
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山梨ゼミ(犯罪学)
犯罪のない、安全で安心できる社会の実現―それは、人類が願ってやまない、未だに達成することができていない社会課題です。犯罪の報道を見聞きするたびに心を痛め、二度と同じ事件が起きてほしくないと思うのは、私だけではないはずです。では、人はなぜ犯罪をしてしまうのでしょうか。犯罪をなくすために私たちにできることは、一体何なのでしょうか。犯罪学では、このような、犯罪に関連する「なぜ?」と「どのように?」を探究していきます。 犯罪学という学びの特徴は、様々な学問分野の視点から犯罪について考察することができる点にあります。たとえば、生物学や心理学の観点からは、犯罪をする個人について探り、社会学の観点からは、貧困や格差などの社会問題を考慮しながら犯罪の原因を探ります。建築や都市工学の観点からは、犯罪を防止するための空間デザインを考えることもできます。さらに、「本当に犯罪として処罰する必要がある行為なのか?」や「その行為はどのような経緯で犯罪とされたのか?」というように、法律のあり方に対しても、「なぜ?」と「どのように?」という問いを立てることがあります。 山梨ゼミでは、犯罪学をテーマに、とりわけ社会学と法学の観点から、犯罪という現象にアプローチしていきます。犯罪に関する様々な「問い」に対する自分たちなりの「解答」を得ていく過程で、社会や法を、これまでとは違った目線(まなざし)で眺められるようになることが目標です。
山田ゼミ(交通地理学)
受験生の皆さんにとって、「地理」には暗記科目イメージがあるかもしれませんが、本来の「地理学」は、地域の構成要素とそのつながり、「地域性」を考える学問です。地域には自然、歴史、文化・人の意識、政策・制度、産業、景観など、さまざまな構成要素があり、さらに他の地域の諸要素とのつながりもあります。それらが複雑に関係しあって「地域性」となります。地理学では地域を考える際の範囲(スケール)も、全世界を対象とするような巨視的(マクロ)視点から、集落や個人を対象とするような微視的(ミクロ)視点まで、適宜使い分けます。 その中でも交通地理学は、地域を構成する一要素として「交通」をとらえ、地域のその他の要素とのつながりを考えます。大きくは、地域から交通への作用、交通から地域への作用に分けた視点があり、近年では、地域における交通の実態を明らかにし、課題や解決方法を考えることが主流です。地域資源の発掘や地域活性化への活用、それを支える人材育成が求められる中で、地理学の役割は高まっていると感じていますが、交通地理学からも、地域からの視点を活かした公共交通活性化など、貢献できる課題は多いと考えています。
高比良ゼミ(ポジティブ心理学)
対人・社会心理学科は、「社会心理学」について詳しく学ぶことができる、全国でも珍しい学科です。社会心理学は、私たちが社会の中でどのように感じ、どのように考え、どのように行動するかを研究する学問です。そのため、扱われている研究テーマも、日常生活に密着した興味深い内容が多くなっています。例えば、「顔や服装のような外見的な特徴によって、相手の印象はどのように変わるのか」「SNSの利用は、人間関係にどのような影響を与えるのか」「商品を買ってもらうためには、どのような広告が有効か」など、研究内容は多岐にわたります。 もちろん、対人・社会心理学科に入らなくても、このような研究内容は、本やインターネットなどを通して知ることができます。しかし、自分の力で新たに研究を行おうとすると、独学ではなかなか大変です。そこで、自分自身で研究を企画・実行する力を確実に身に着けるために、心理学部の3~4年次は必ず「ゼミ」に所属します。また、高比良ゼミでは、週1回のゼミとは別に、学年を超えた交流会やゼミ合宿なども行っています。
藤井ゼミ(経営学部)
藤井ゼミでは、自主性と協調性を大切にし、経営学や管理会計の理論を学び、複数の企業と連携して活動を行っています。2年生と3年生がチームになり、3つのプロジェクトを行っています。一つ目は、「ベジフク」チームです。ベジフクの活動は3年目になり、ビジネスを通してフードロス解決に取り組んでいます。想いに賛同くださる全国の農家様と連携し、農家で発生する規格外の野菜を活用して収益化できないかという試みです。「でこぼこ野菜に光を」というスローガンを掲げ、ECサイトででこぼこ野菜ガチャの定期便を販売したり、大学周辺のフードロスの解決に共感してくれるカフェや飲食店様とでこぼこ野菜を使った商品開発を目指すなどの活動を行っています。2つ目は「はちみつプロジェクト」チームです。このプロジェクトも3年目を迎えています。山梨県のはちみつ生産企業とコラボレーションをして、高級はちみつ「照梨(学生がネーミング)」を商品化し、吉祥寺にあるフローズンヨーグルトのお店と照梨を使った商品開発を行い、季節限定商品を発売しました。3つ目は「RISキャリマッチ」チームです。このプロジェクトは1年目で、地域活性化を地方企業と都心学生のマッチングを通じて行おうという取り組みです。大学生の視点で魅力ある地方企業を開拓して、大学生対象のセミナーを実施し、企業様、参加学生の双方に満足度の高いセミナーを実施しています。このようにゼミ生たちが毎年チームで課題を設定し、ビジネスを通して解決しようと取り組んでいます。
心理学ゼミナール
現代の若者が抱える課題は複雑で多岐にわたっています。自分探し、親からの自立、友だちへの同調、意欲の低下と先延ばし、SNS疲れ…。 心理学ゼミではこのような若者の行動や心理における課題を具体化し、ゼミ生が自分の意見を持ち、その確からしさ(確率)をデータで示す、という科学的営みを通して、自分だけの経験を他者の経験へと一般化させています。 近年、社会の成長の指標は、モノの豊かさから心の豊かさ(ウェルビーイング)へシフトしています。心理学はウェルビーイングを評価する指標(心身の健康、QOL、幸福感)を提供するとともに、成長が阻害されている人(災害被害者、マイノリティ、ストレス関連障害)のケアを行い、健康で幸福な生活の実現に貢献しています。本ゼミは未来を担う若者のウェルビーイングを向上させる方法を提案し、幸福で持続可能な社会の実現を目指しています。
産業・組織心理学ゼミナール
近年の産業構造の変化にともない、組織と個人との関係や、キャリア形成のあり方が大きく変化しています。本ゼミでは組織で働くことに関わる心理的な問題を中心に取り上げ探究していきます。 3年次は、「働くことに関わる心理学的な概念(キャリア発達、ワークモチベーション、組織コミットメント、ストレス、感情労働等)」「チーム内の人間関係やリーダーシップなど集団のダイナミクス」「組織における能力開発、キャリア形成やメンタルヘルスケア等の仕組み」をテーマにした国内外の文献を読み、レジュメを作成しゼミ内で発表することを中心に活動。同時に、ゼミ全体で共通のテーマを設定し、質問紙調査およびデータ分析を実施し、卒業研究に必要な心理統計やその他の研究方法について学んでいきます。さらに、ゼミ時間外に行う講座の受講を通じて、組織内のメンタルヘルスケアを扱った検定試験の合格を目指します。 こうした活動を経て、4年次には集大成として各自で卒業論文の研究計画を立て、情報収集・分析を行い、論文を執筆します。
千手ゼミ
みなさんは日々のニュースで、「被疑者(容疑者)が、こういう容疑で逮捕された」という報道を聞いたことがあるかと思います。ではそのあと、被疑者はどのような経緯で被告人と呼ばれる立場となり、どの程度の刑罰が科されるのでしょうか。そして、どのような役目の人々が被疑者または被告人と接点を持つこととなるのでしょうか。 千手ゼミは、そうした犯罪や犯罪に科す刑罰とその根拠となる法律、さらには一連の刑事司法手続の詳細など、犯罪に関わる内容をターゲットとしています。「刑法」や「刑事訴訟法」「犯罪学」「刑事政策」「少年法」といった、刑事法・犯罪学・被害者学に関する幅広い授業を受け持っている千手教授ならではの、多角的な視点から犯罪について学び、警察官をはじめとした公務員など、幅広い職種を目指すことができます。 犯罪に関連したさまざまな内容を学ぶことのできる千手ゼミでは、ゼミ生が自らの興味・関心に即した研究テーマを選び追究することが可能です。過去のゼミ生が設定したテーマの例を挙げると、「少年非行」「地域社会における防犯活動」「サイバー犯罪」「薬物犯罪」「交通犯罪」「性犯罪」「死刑制度」「犯罪者の社会復帰」「裁判員制度」「犯罪被害者支援」と、ジャンルも着目するターゲットも多岐にわたります。 被告人を裁くための内容だけでなく、防犯活動のように犯罪を未然に防ぐための視点も、私たちが安全・安心に暮らすために不可欠なもの。「公園のごみ拾い」が「街で起こる犯罪の予防につながる」という、一見無関係そうに思える内容を論理立てて説明することができるようになるのも千手ゼミの特色です。単に法律を丸暗記するだけでなく、法律というレンズで社会問題の根本を見つめ、考えていくことを目的とする法律行政学科らしいゼミと言えるでしょう。 千手ゼミの学生が目指す進路の中で多いのが、警察官を目指すルートです。千手先生のゼミでは、通信教育の警察官コース受講のバックアップや月1回の採用試験模試受講などを取り入れています。加えて、現職警察官による経験談を聞く会の開催や、体力試験・論作文・面接等の指導といった採用試験に直結するサポートも充実。こうした取組みの効果のほどは、他学科所属時から数えて10年以上、毎年警察官採用試験の合格者を輩出するという実績が物語っており、多彩な支援で「警察官になりたい!」というゼミ生の夢の実現を後押ししています。警察官をはじめ、公安職系の公務員への就職を目指す人にとって得がたい学習環境が、千手ゼミには揃っています。
保健養護学研究室
肥満・痩身、生活習慣の乱れ、メンタルヘルス、アレルギー疾患の増加、性に関する問題など、子供たちのかかえる健康課題は多様化・複雑化しています。このように多岐にわたる健康課題の解決に向けて、養護教諭は専門性を発揮しつつ、中核的な役割を果たしながら学校保健活動を推進していきます。より専門性の高い養護教諭を育成するために、本研究室では以下のテーマに取り組んでいます。 ・養護教諭養成課程在学生を対象としたフィジカルアセスメントに関するweb配信教材の検討 ・性別違和を感じている子どもへの対応意欲に関わる教員の個人内要因に関する研究 ・感覚処理感受性の高い子供(HSC)に関する研究 ・1次トリアージ教育についての研究 など
小林ゼミ
経営には経済的側面のほかに重要な側面があります。ひとつは社会学的側面、もうひとつは心理学的側面です。前者の社会学の基本的アプローチとは、社会現象が起こる原因をメカニズム(因果関係)として解明するアプローチ。後者の心理学のアプローチとは、主に企業で働く人のココロに焦点を当てたアプローチです。人が企業で働くということには、賃金を得ること以上の意味を持ちます。こうした経済的側面、社会的側面、心理的側面といった様々な視点から、総合的に経営を考えていくことが、本ゼミの研究テーマです。 また、本ゼミでは研究と同時に社会において必要となる最低限のスキル(ディスカッション・グループワーク・プレゼンテーションなど)の獲得を、副次的な目標として掲げています。こうしたスキルのトレーニングを複数回行うほか、研究成果の発表とプレゼンテーションのスキルアップのために、学内のゼミ発表会には参加が求められます。それらの準備にむけては一年を通してハードな課題が課せられますが、その分、具体的な知識を深く身につけることが可能です。 同期や先輩、後輩などとの協力作業や、社会人の方による講演や経営の現場に足を運んでの調査などを通して、多くの学びを得られる、「企業経営コース」ならではのゼミです。
村上ゼミ
このゼミでは、会社法・金融商品取引法を中心とした、企業を取り巻く法制度に関する研究を行います。 金融商品取引法は「上場会社に対する規制」「投資に関する規制」「金融商品取引業者に対する規制」などを主な柱とする法律です。大学生にとっては縁遠い法律のように思われるかもしれませんが、上場会社、証券会社、銀行などに就職した場合や、株式投資をしてみようと考えた場合などに、金融商品取引法の知識が役に立ちます。 また、会社法については、株式会社制度の基本を確認しつつ、上場会社の企業統治(コーポレート・ガバナンス)について、研究していきたいと考えています。目標は、会社法・金融商品取引法を中心に、企業を取り巻く法制度に関する知識を身に付けること。会社法・金融商品取引法も大学生にとってはイメージがつかみにくく、難しいと感じる場合も少なくないと思いますが、この2つの法律を中心に、企業を取り巻く法制度について学び 、就職後にその知識を活かしていけるよう、ゼミ全体で議論していきます。
吉原ゼミ
「家族」は私たちにとって最も身近な人間関係です。そして、私たちが生まれ落ちてから死後に至るまで、家族との関係は時に形を変えながら私たちに影響を及ぼし続けます。では、「身近である=よく知っている」と言えるのでしょうか。自分の思い描く家族は本当に「ふつう」なのでしょうか。このゼミでは、家族を相対化する視点を養いつつ、家族関係にかかわる各自の問題関心の発掘、発見およびそこに潜む現代社会がかかえる問題の追究・解明を目標としています。ゼミでの学習は、まず「自ら問題を発見し、調べ、まとめて、発表する」という主体的な参加プロセスが重視します。そのうえで、ゼミ生同士がお互いに自らの考えを述べ、相手の意見や考えを理解しつつ、深め合える場にしたいと考えています。ゼミ活動を通して社会生活にとって最も重要である対人関係能力、コミュニケーション能力を養って欲しいと思っています。ゼミは学生主体の場であり、教員はそのサポート役と位置づけです。積極的なゼミ活動への参加、企画提案、貢献を強く求めています。 *ゼミ受講生の問題関心やその理解を深めるため、テーマ等に応じて外部講師の招聘も予定しています。
徳田ゼミ
本ゼミでは、生涯にわたる人間の成長や変化の可能性、またそれを支える環境や支援のあり方について学びます。また個別テーマの探求、ならびにゼミ生間の協同的な学びを通して、私たちがより良く生きるうえで心理学が果たすことのできる社会的役割や責務について考察。インタビュー法を中心に、心理学の研究方法の習得を通して、実証科学としての心理学研究のあり方についても学びます。 春学期は、ゼミ受講生の問題関心に寄り添いつつ、関連領域(発達心理学、ポジティヴ心理学、質的調査法)に関する文献を共同で講読。続く秋学期は、各自の学習度と進捗に応じて、個人テーマ研究についての概要報告を加えていきます。文献検索の仕方、論文や統計データの読み方、インタビュー法や質問紙法観察法を中心とした心理学研究法についても指導します。 学期末には、人生のモデルや憧れとする人を対象に、ライフストーリーインタビューを実施。期末レポートとして提出してもらいます。ゼミ活動においては、グループディスカッションなど協同で学習する機会を多く取り入れ、研究テーマに応じて関係機関との連携や見学も行っていきます。活発な議論を通して互いの考えを伝え合い、学び育ち合う関係をつくっていくことを目指しています。
インテリア建築分野 千里研究室
インテリアデザインと建築の両方を幅広く学べるゼミです。その中心にはユニバーサルデザインを取り入れ、赤ちゃんからお年寄りまで幅広く使える居住環境を探求しています。ゼミでは社会貢献や防災活動にも力を入れ、地域住民・役所・企業と連携しダンボール間仕切りや空き箱を再利用したダンボールベッドを開発し避難所運営に携わり、社会に貢献できるリーダー養成に力を入れています。授業では、手書きでの設計製図やインテリアパース、模型製作、コンピュータを使って設計する複数のCADや3次元モデルで建物を設計し様々な情報を活用するBIM、VR、ドローン操作などについて学びます。私自身の建設会社経営の経験を活かし、社会で役立つ実践的な教育を行い高い就職内定率を誇っています。さらに建築士試験やインテリアプランナー、コーディネーターなどの受験対策にも力を入れ、卒業生達は一級・二級建築士・デザイナーなど幅広く活躍しています。ゼミの自慢は「仲のよいゼミ生たち」です。色々な学生がいますが、どの学生も分け隔てなく学び、とても居心地の良いゼミです。
古川 奨研究室
北翔大学教育文化学部心理カウンセリング学科の古川ゼミでは、精神保健福祉士をめざす専門的な学びとともに、「自分らしさ」を探究することを大切にしています。 心理学や精神保健福祉学の知識を基盤に、人のこころや生活を支える専門職として必要な視点を学びながら、学生自身が「自分はどのような支援者になりたいのか」「本当はどのように生きたいのか」を問い続けます。 ゼミでは精神保健福祉士国家試験に向けた学習を進めるだけでなく、メンタルヘルスやノーマライゼーションなどのテーマを手がかりに、人の幸せや社会のあり方について考えます。 心理学と精神保健福祉学は、人の心と生活の両面から支援を考える学問であり、対人援助の専門家として社会に貢献するための知識と実践力を身につけることが求められます。 専門性の習得と自己理解を同時に深め、専門家になることだけをゴールにするのではなく、自分自身の価値観や生き方を見つめ直しながら学びを進めています。 仲間との対話や研究活動を通して、人を支えるとは何かを考え続けることがこのゼミの大きな魅力です。
松好ゼミ
本学の地域貢献研究センター事業の一つに子育て支援事業があります。本ゼミではその子育て支援事業である「ゆりっこ広場」の運営を担っております。毎月地域の親子を招き、様々な遊びと、本学教員による専門性を生かした多種多様な保護者向け講座を開設し、地域の子育て支援に取り組んでいます。本ゼミは、当日の運営のほかに、準備段階では保育ソーシャルワークとしての子育て支援や子どもの発達を理解するためのケースカンファレンスなどのほか、参加する子どもの年齢に合った保育実践について考え、保育教材や壁面装飾などの製作などから学びを深めています。 いま、日本は子育てがしにくい状況といわれ、少子化も進んでいます。また、外国籍の方、ひとり親、発達障害や精神障害を抱えている保護者など、様々な形で支援を必要としている家庭があります。 多様化する社会に保育者としてどのように向き合うのか、保育者として子どもの発達を促すにはどうしたらよいのか、子育て支援にどのように取り組んでいけるかを考え、実践と研究を繰り返すことで学びを深めているのです。 保育所や幼稚園、施設などの現場経験のあるゼミ担当者であることから、実際に保育現場で起こったリアルな事例検討や、発達段階ごとの子どもの特徴や遊びの提供の仕方など、より実践的な学びが得られる内容となっています。一緒に学びを深めていきましょう。
鈴木智香ゼミ
会計学や簿記を学ぼうとすると、難しい用語がたくさん出てきて、苦手意識を持ってしまう人は少なくありません。ゼミでは、学生の興味をかきたてながら主体的な姿勢で臨むことができるよう、全員参加型の進行に重点を置いています。積極的な意見発表や活発な議論を促すことで、苦手意識を改善できると思います。中心となるのは財務会計論のテキストの輪読です。メンバーで分担しながら内容を読んで要約したり論点を見出したりしながら、会計にまつわるたくさんのルールに触れることが一つの目的となります。さらに、会計には会社法、金融商品取引法、税法といった法律が関係しているので、テキストだけでなく、法規集も読みこなせるよう練習していきます。3年次は会計の基礎知識と文章読解力、理論構築法を磨きながら興味関心のある研究テーマを見つけ、4年次は卒業論文の作成に取り組みます。会計の応用範囲は広く、農業に興味のある学生には農業会計という領域がありますし、自治体職員を目指すのなら公会計を知ることは大きな意味があります。将来の進路に結びつけて、自分が深めていくべき分野を意識しながら会計のプロを目指すことが、最終的な目標となります。
吉田哲朗研究室
SDGsは社会・環境問題を目標として列挙しますが、それらに最も大きく関わる存在が企業です。しかし、企業は自分でSDGsの目標の何を選択し、どのような方法で行うのかを決めなくてはいけません。その活動で「経済的利益」のみを追求すると範囲が狭すぎて失敗し、「社会全体の利益」を追求すると範囲が広すぎて企業自体が存続できなくなります。企業の社会・環境問題への取組みを「企業の立場」と「社会全体の利益」の整合の視点で検討しましょう。言い換えると企業の運営の優劣はSDGsにどう取り組んでいるかを観察すればわかるし、この視点は就職活動でも生きてくると思います。ヒントは 企業価値は金銭的に明確な経済的利益だけではなく、金銭的に明確ではない非財務価値の双方で見なければならないということです。