ゼミ・研究室検索結果
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山梨ゼミ(犯罪学)
犯罪のない、安全で安心できる社会の実現―それは、人類が願ってやまない、未だに達成することができていない社会課題です。犯罪の報道を見聞きするたびに心を痛め、二度と同じ事件が起きてほしくないと思うのは、私だけではないはずです。では、人はなぜ犯罪をしてしまうのでしょうか。犯罪をなくすために私たちにできることは、一体何なのでしょうか。犯罪学では、このような、犯罪に関連する「なぜ?」と「どのように?」を探究していきます。 犯罪学という学びの特徴は、様々な学問分野の視点から犯罪について考察することができる点にあります。たとえば、生物学や心理学の観点からは、犯罪をする個人について探り、社会学の観点からは、貧困や格差などの社会問題を考慮しながら犯罪の原因を探ります。建築や都市工学の観点からは、犯罪を防止するための空間デザインを考えることもできます。さらに、「本当に犯罪として処罰する必要がある行為なのか?」や「その行為はどのような経緯で犯罪とされたのか?」というように、法律のあり方に対しても、「なぜ?」と「どのように?」という問いを立てることがあります。 山梨ゼミでは、犯罪学をテーマに、とりわけ社会学と法学の観点から、犯罪という現象にアプローチしていきます。犯罪に関する様々な「問い」に対する自分たちなりの「解答」を得ていく過程で、社会や法を、これまでとは違った目線(まなざし)で眺められるようになることが目標です。
高比良ゼミ(ポジティブ心理学)
対人・社会心理学科は、「社会心理学」について詳しく学ぶことができる、全国でも珍しい学科です。社会心理学は、私たちが社会の中でどのように感じ、どのように考え、どのように行動するかを研究する学問です。そのため、扱われている研究テーマも、日常生活に密着した興味深い内容が多くなっています。例えば、「顔や服装のような外見的な特徴によって、相手の印象はどのように変わるのか」「SNSの利用は、人間関係にどのような影響を与えるのか」「商品を買ってもらうためには、どのような広告が有効か」など、研究内容は多岐にわたります。 もちろん、対人・社会心理学科に入らなくても、このような研究内容は、本やインターネットなどを通して知ることができます。しかし、自分の力で新たに研究を行おうとすると、独学ではなかなか大変です。そこで、自分自身で研究を企画・実行する力を確実に身に着けるために、心理学部の3~4年次は必ず「ゼミ」に所属します。また、高比良ゼミでは、週1回のゼミとは別に、学年を超えた交流会やゼミ合宿なども行っています。
千手ゼミ
みなさんは日々のニュースで、「被疑者(容疑者)が、こういう容疑で逮捕された」という報道を聞いたことがあるかと思います。ではそのあと、被疑者はどのような経緯で被告人と呼ばれる立場となり、どの程度の刑罰が科されるのでしょうか。そして、どのような役目の人々が被疑者または被告人と接点を持つこととなるのでしょうか。 千手ゼミは、そうした犯罪や犯罪に科す刑罰とその根拠となる法律、さらには一連の刑事司法手続の詳細など、犯罪に関わる内容をターゲットとしています。「刑法」や「刑事訴訟法」「犯罪学」「刑事政策」「少年法」といった、刑事法・犯罪学・被害者学に関する幅広い授業を受け持っている千手教授ならではの、多角的な視点から犯罪について学び、警察官をはじめとした公務員など、幅広い職種を目指すことができます。 犯罪に関連したさまざまな内容を学ぶことのできる千手ゼミでは、ゼミ生が自らの興味・関心に即した研究テーマを選び追究することが可能です。過去のゼミ生が設定したテーマの例を挙げると、「少年非行」「地域社会における防犯活動」「サイバー犯罪」「薬物犯罪」「交通犯罪」「性犯罪」「死刑制度」「犯罪者の社会復帰」「裁判員制度」「犯罪被害者支援」と、ジャンルも着目するターゲットも多岐にわたります。 被告人を裁くための内容だけでなく、防犯活動のように犯罪を未然に防ぐための視点も、私たちが安全・安心に暮らすために不可欠なもの。「公園のごみ拾い」が「街で起こる犯罪の予防につながる」という、一見無関係そうに思える内容を論理立てて説明することができるようになるのも千手ゼミの特色です。単に法律を丸暗記するだけでなく、法律というレンズで社会問題の根本を見つめ、考えていくことを目的とする法律行政学科らしいゼミと言えるでしょう。 千手ゼミの学生が目指す進路の中で多いのが、警察官を目指すルートです。千手先生のゼミでは、通信教育の警察官コース受講のバックアップや月1回の採用試験模試受講などを取り入れています。加えて、現職警察官による経験談を聞く会の開催や、体力試験・論作文・面接等の指導といった採用試験に直結するサポートも充実。こうした取組みの効果のほどは、他学科所属時から数えて10年以上、毎年警察官採用試験の合格者を輩出するという実績が物語っており、多彩な支援で「警察官になりたい!」というゼミ生の夢の実現を後押ししています。警察官をはじめ、公安職系の公務員への就職を目指す人にとって得がたい学習環境が、千手ゼミには揃っています。
保健養護学研究室
肥満・痩身、生活習慣の乱れ、メンタルヘルス、アレルギー疾患の増加、性に関する問題など、子供たちのかかえる健康課題は多様化・複雑化しています。このように多岐にわたる健康課題の解決に向けて、養護教諭は専門性を発揮しつつ、中核的な役割を果たしながら学校保健活動を推進していきます。より専門性の高い養護教諭を育成するために、本研究室では以下のテーマに取り組んでいます。 ・養護教諭養成課程在学生を対象としたフィジカルアセスメントに関するweb配信教材の検討 ・性別違和を感じている子どもへの対応意欲に関わる教員の個人内要因に関する研究 ・感覚処理感受性の高い子供(HSC)に関する研究 ・1次トリアージ教育についての研究 など
吉原ゼミ
「家族」は私たちにとって最も身近な人間関係です。そして、私たちが生まれ落ちてから死後に至るまで、家族との関係は時に形を変えながら私たちに影響を及ぼし続けます。では、「身近である=よく知っている」と言えるのでしょうか。自分の思い描く家族は本当に「ふつう」なのでしょうか。このゼミでは、家族を相対化する視点を養いつつ、家族関係にかかわる各自の問題関心の発掘、発見およびそこに潜む現代社会がかかえる問題の追究・解明を目標としています。ゼミでの学習は、まず「自ら問題を発見し、調べ、まとめて、発表する」という主体的な参加プロセスが重視します。そのうえで、ゼミ生同士がお互いに自らの考えを述べ、相手の意見や考えを理解しつつ、深め合える場にしたいと考えています。ゼミ活動を通して社会生活にとって最も重要である対人関係能力、コミュニケーション能力を養って欲しいと思っています。ゼミは学生主体の場であり、教員はそのサポート役と位置づけです。積極的なゼミ活動への参加、企画提案、貢献を強く求めています。 *ゼミ受講生の問題関心やその理解を深めるため、テーマ等に応じて外部講師の招聘も予定しています。
徳田ゼミ
本ゼミでは、生涯にわたる人間の成長や変化の可能性、またそれを支える環境や支援のあり方について学びます。また個別テーマの探求、ならびにゼミ生間の協同的な学びを通して、私たちがより良く生きるうえで心理学が果たすことのできる社会的役割や責務について考察。インタビュー法を中心に、心理学の研究方法の習得を通して、実証科学としての心理学研究のあり方についても学びます。 春学期は、ゼミ受講生の問題関心に寄り添いつつ、関連領域(発達心理学、ポジティヴ心理学、質的調査法)に関する文献を共同で講読。続く秋学期は、各自の学習度と進捗に応じて、個人テーマ研究についての概要報告を加えていきます。文献検索の仕方、論文や統計データの読み方、インタビュー法や質問紙法観察法を中心とした心理学研究法についても指導します。 学期末には、人生のモデルや憧れとする人を対象に、ライフストーリーインタビューを実施。期末レポートとして提出してもらいます。ゼミ活動においては、グループディスカッションなど協同で学習する機会を多く取り入れ、研究テーマに応じて関係機関との連携や見学も行っていきます。活発な議論を通して互いの考えを伝え合い、学び育ち合う関係をつくっていくことを目指しています。
鈴木ゼミ
このゼミでは、子どもの実態から教育について学ぶことをめざします。 日本社会や世界がかかえる課題が教育においてどのようにあらわれるかについても検討します。 たとえば、①社会の課題について。②学校の課題について。③社会・学校の変化について。以上3点をふまえ、現代の社会を生きる市民として、あるいは教員として求められるスキルを身につけることをめざします。 ○教育の変化。 GIGA スクール構想など、IT 技術の発展に応じて学校と社会はどうあるべきか。 ○社会問題と教育の役割。 貧困問題・環境問題・人権の課題など、また「持続可能な開発目標」(SDGs)とそれを踏まえた教育の在り方についての研究。 ○子供の現在。 子供の変化について。情報化の進展は子供に変化を与えたのでしょうか。 ○小学校の生活科、中学校社会科、高等学校公民科、また特別活動・総合的な学習の時間を中心にした授業づくりの方法。特に、環境教育・開発教育・人権教育・法教育・ESD(SDGs)など新しい教育分野に関する研究をします。 ○授業研究、授業方法研究。 ○授業分析。 ○授業実践。
長瀬 正子ゼミ
◆この学科の学びのポイント 社会福祉学科では、平和で安定した共生社会を追求する社会福祉専門教育を展開。実践経験豊かなスタッフによる基礎理論、政策・制度、保健医療、実習指導で「福祉マインド」を育て、多様性を理解し、社会に貢献できる人材を養成します。 ◆ゼミの内容 本ゼミでは、自らの問題関心を丁寧に見つめ、それに取り組んでいます。自分が困っていることや生きづらさをもとに問いを設定し、研究としてその問いに取り組みます。自分自身の内面に向き合い、新たな自分自身を発見します。時に大変な作業ですが、毎年、ゼミの仲間と教員が伴走し、学生本人しか書けないゼミ論文を完成させています。 ◆在学生の声 『研究テーマを通し対話するゼミ』 自分の好きなこと、大切にしたいことなど自らの関心をゼミ内で共有して研究します。ゼミ旅行やゲスト講師の特別授業で多様な体験や積極的な対話ができます。 <社会福祉学科4年生(当時)>
インテリア建築分野 千里研究室
インテリアデザインと建築の両方を幅広く学べるゼミです。その中心にはユニバーサルデザインを取り入れ、赤ちゃんからお年寄りまで幅広く使える居住環境を探求しています。ゼミでは社会貢献や防災活動にも力を入れ、地域住民・役所・企業と連携しダンボール間仕切りや空き箱を再利用したダンボールベッドを開発し避難所運営に携わり、社会に貢献できるリーダー養成に力を入れています。授業では、手書きでの設計製図やインテリアパース、模型製作、コンピュータを使って設計する複数のCADや3次元モデルで建物を設計し様々な情報を活用するBIM、VR、ドローン操作などについて学びます。私自身の建設会社経営の経験を活かし、社会で役立つ実践的な教育を行い高い就職内定率を誇っています。さらに建築士試験やインテリアプランナー、コーディネーターなどの受験対策にも力を入れ、卒業生達は一級・二級建築士・デザイナーなど幅広く活躍しています。ゼミの自慢は「仲のよいゼミ生たち」です。色々な学生がいますが、どの学生も分け隔てなく学び、とても居心地の良いゼミです。
三浦ゼミ
皆さんはどのような保育者を目指し、またどのような保育現場で働きたいと考えていますか?このゼミでは、保育に関する文献を読み、実際の保育現場の見学や体験を通して、保育者に必要とされる専門性(知識・技術)や質の高い保育とは何かを学びながら、学生自身がどのような保育者を目指し、またどのような保育現場で働きたいかを考えています。 コロナ禍での制約がなくなってからは、毎年、3年生、4年生のゼミの学生と一緒に、仙台市内や近郊の保育現場の見学に出かけています。写真は、ゼミの学生の要望で、保育環境が豊かな園を訪問した時のものです。 また、学内の活動としては、保育場面の写真や障がいのある子どもの事例をもとにケースカンファレンス(事例検討)を行ったり、保護者支援のロールプレイを行ったりと、学生の要望に応えて、将来、保育現場に勤めたときに役に立つような様々な活動を取り入れて行っています。
松好ゼミ
本学の地域貢献研究センター事業の一つに子育て支援事業があります。本ゼミではその子育て支援事業である「ゆりっこ広場」の運営を担っております。毎月地域の親子を招き、様々な遊びと、本学教員による専門性を生かした多種多様な保護者向け講座を開設し、地域の子育て支援に取り組んでいます。本ゼミは、当日の運営のほかに、準備段階では保育ソーシャルワークとしての子育て支援や子どもの発達を理解するためのケースカンファレンスなどのほか、参加する子どもの年齢に合った保育実践について考え、保育教材や壁面装飾などの製作などから学びを深めています。 いま、日本は子育てがしにくい状況といわれ、少子化も進んでいます。また、外国籍の方、ひとり親、発達障害や精神障害を抱えている保護者など、様々な形で支援を必要としている家庭があります。 多様化する社会に保育者としてどのように向き合うのか、保育者として子どもの発達を促すにはどうしたらよいのか、子育て支援にどのように取り組んでいけるかを考え、実践と研究を繰り返すことで学びを深めているのです。 保育所や幼稚園、施設などの現場経験のあるゼミ担当者であることから、実際に保育現場で起こったリアルな事例検討や、発達段階ごとの子どもの特徴や遊びの提供の仕方など、より実践的な学びが得られる内容となっています。一緒に学びを深めていきましょう。
牛島ゼミ
子育てを取り巻く社会環境の変化に起因して、子どもの育ち、子育てに困難を抱えている方々がいます。ヤングケアラー、子どもの貧困、子どもの虐体等の課題は近年私たちの普段の暮らしでも見聞きするようになっています。これらの課題について子どもの育ちの面からみてみると、子ども自身が自らの存在を大切にすることや自分らしい生活を営むこと、さらには将来の希望を持つこと等が難しい状況がうまれています。そして、このような環境下にある子どもたちは、周囲へ自らの思いや考えを伝える事や困っている事を表出することをためらう傾向があります。そのため、周囲の人々、大人は困難を抱えている子どもの存在に気づきにくいということもあります。 このような状況に対し、ソーシャルワーカーは、子どもらしい生活を保障できるように、権利擁護の視点を持って支援に関わることが求められています。ソーシャルワーカーとして、社会福祉の制度やサービスの活用を検討することは大事なことですが、子どもの意思や希望を汲み取るためにはそれぞれ個々の育ちや発達も理解しておかなければなりません。さらに、子どもを中心として、保護者や地域との関わりも理解することにより安心した地域生活につながります。ソーシャルワーカーがよりよい支援を実践することができれば、子どもや保護者が自ら有する力で希望する生活を営み、生活課題の解決、軽減に意欲的に取り組むことができるようになると期待されます。 これらの内容についてより深く学ぶ場がゼミ活動です。子どもの福祉に関するフィールドワーク等を通じて、ソーシャルワーカーとして必要な知識や技術を得ます。また、ゼミ活動は学生が自らに向き合い、人間性を育む大切な時間となります。これら豊かな時間、経験を周囲の仲間、私たち教員と共に積み重ねることにより、ソーシャルワーカーとして成長をすることができます。ソーシャルワーカーは、支援を必要とする個人に加え、地域や社会に貢献できる職業です。子どもの成長や心身の理解に基づいて支援をする保育士、ソーシャルワークを実践する専門職である社会福祉士のダブルライセンスをぜひ周南公立大学で目指しましょう。私たち教員は皆さん自身の自己実現を応援します。