関東・甲信越エリアのゼミ・研究室検索結果
4件
1-4件を表示
加保研究室
近年、軌道上にある⼈⼯衛星を活⽤して、インターネット通信網の整備されていないアフリカなどの途上国にインターネットを届けようというプロジェクトが進められています。そこで活⽤が期待されているのが、衛星同⼠をつなぐ「衛星間通信」という技術です。 衛星間通信の研究としてはJAXA(宇宙航空研究開発機構)では静⽌軌道上に打ち上げた「きらり」「こだま」といった⼈⼯衛星 が、国際宇宙ステーションとの衛星間通信(データ中継衛星)に活⽤されています。 近年は宇宙ベンチャーの活動も活発で、アメリカのSpaceX社の衛星間通信ではレーザー光を使った高速通信も使っています。また日本のインターステラテクノロジズ社では超小型衛星を1万機程度打ち上げて編隊飛行させる研究も始めています。 本研究室では、このような低軌道衛星の衛星間通信をターゲットとして、超小型衛星にも搭載できる小型の無線通信モジュールやアンテナ、データ速度の高速化のためのマルチビームを同時形成するフェーズドアレイアンテナ装置やビーム制御技術などの無線通信方式の研究開発に取り組んでいます。
L2 Pedagogical Problem-solving Project Work
In this seminar, participants engage in problem-solving activities aiming to identify and propose suggestions for solutions based on research or generated through discussions and presentations and finally discuss them in a research paper. This seminar course is composed of two types of sessions: 1) Teacher-led sessions: In these sessions, participants are required to read assigned texts, react to these readings as homework, prepare discussion questions, and actively participate in discussions and presentation tasks. 2) Student-led sessions: a) In these sessions, students select one real-life L2 pedagogical problem they may encounter when they become English teachers, then: b) Propose possible teaching solutions by drawing on theories and teaching ideas described in articles, journals, or books as well as other available resources such as the views of experts in the field and data collected through interviews and surveys. c) Discuss the feasibility and possible effects of these ideas and select one idea that best suits the problem they selected, d) Make a pedagogical plan for implementing the idea and solve (or at least minimize) the problem. e) Present the teaching idea to the whole class, including the reasons for their choice, and consider critiques and alternatives by eliciting feedback from other students on the course. f) Summarize the problem and solution in a research paper in either English or Japanese.
国際関係論ゼミナール
戦争、外交問題、格差、貧困、地球環境、ジェンダー平等…。世界には、じつに多様でグローバルな社会的・政治的課題があふれています。ゼミではこれらの問題を、文献を読みながら学び、討議し、考えていきます。 グローバルな課題の多くは容易に解決できるものではなく、相対するアプローチが同時に採られることも少なくありません。解決を阻む要因は何か、どのようなアプローチが考えられるか、実際にどのような取り組みがなされてきたのか。問題の本質や連関性、それらを取り巻く国内的・国際的環境、異なるアプローチの有効性と限界などをまず理解することが、問題を理解するための第一歩となります。本ゼミでは、そのための基礎知識を身につけることを目指します。 普段のゼミではディスカッションを中心に行い、論理的思考力と自分の考えを発信する能力やスキルを養います。そのために各ゼミ生が毎回時間を取って準備をし、ゼミにおけるディスカッションに力を注ぐのもこのゼミの特徴です。 また、海外の学生とオンラインでディスカッションを行うことで文化や考え方の異なる人たちとの交流を図ったり、企業をはじめとする諸団体を訪問したりゼミに招聘したりして知見を広めます。 将来、国際機関やNGOなどの国際的な仕事に就いたり、行政機関でSDGsをはじめとするグローバルな課題に取り組んだりするための、あるいはニュースや新聞、専門書などを理解するための知識を獲得することを目指します。
グローバルヘルス・ゼミナール
将来、国際機関・援助機関・コンサルタント会社・国際 NGO等での活躍を目指す学生を対象としたゼミです。 ゼミでは、世界の健康課題についての基本的理解を深めるために、グローバルヘルスや国際保健医療に関するテキスト(国際保健医療学第3版;杏林書院)の輪読会を行うほか、JICAの大学連携事業を活用し、北タイでゼミ生による公衆衛生プロジェクト(地域保健と学校保健)を実施。学生の自主参加により計画運営する実践的なプロジェクトを通して、計画・運営・評価の方法について学びます。ゼミ生が短期青年海外協力隊となり北タイへ派遣されることもあります。さらに、タイのマヒドン大学夏季セミナー、シンガポールの夏季セミナー、ボリビアの国際協力研修など、国際保健の早期現場体験の機会を多く設けています。 また、日本国際保健医療学会学生部会の活動に参加し、国際保健に関心のある全国の学生同士によるネットワークづくりや情報交換・交流を図るほか、大学院生との勉強会を実施し、高度な知識を身につけていきます。 多くの実践学習の機会と高度な知識を習得する活動を通して、貧困や紛争などの問題を抱える発展途上国などを含む世界の人々の健康と幸福の向上に寄与できる人材を育成します。