熊本県の生物工学が学べる学校検索結果
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地域に根ざし、国際的に存在感を示す総合大学
7学部・1学環・6大学院を擁する本学は、明治20年(1887年)に設立された第五高等中学校(五高)、1949年(昭和24年)に五高など6つの官立学校を統合した国立熊本大学を経た歴史ある総合大学です。 10,000人を超える学生が在籍し、女子学生は40%を占めます。 また、発生医学研究所・産業ナノマテリアル研究所といった研究所や、熊本大学病院などの関連施設・機構も多く有し、最先端の研究を進めています。 産学連携にも力を入れ、共同研究や受託研究を推進し、国内外から高い評価を得ています。 ■アジアで最もイノベーティブな大学ランキング 国内10位(ロイターHP)(2019年) ■大学発ベンチャー企業数ランキング 全国31位(29社)(経済産業省「令和5年度産業技術調査事業」) 学部生の進路としては、77%が熊本を含む地元九州で就職(2023年度実績)し、地域で活躍しています。理工系学部では66%以上が大学院へ進学するのも特長です。 さらに、7か国・地域に8つの海外オフィスがあり、留学関連、外国研究者との共同研究などを行っており、国際的にネットワークを築いています。
文系・理系の枠を越え、九州の未来と豊かな人の暮らしに貢献
時代は大きな変化を遂げ、多様な価値観に溢れ、取り組む課題は複雑化しています。そして、日本だけでなく世界に目を向ける時を迎えています。こうした背景の中、求められるのは“さまざまな人と出会い、多様な価値観の中で学ぶ”こと。本学は全国に7つのキャンパスを有し、23学部62学科・専攻を展開。 熊本キャンパスの文理融合学部では、文系・理系の枠にとらわれることなく学ぶことで、幅広い知識と思考力、情報活用能力と社会の課題を解決できる力を養います。さらに副専攻制度を活用することで、複数の専門性を獲得することもできます。多分野で役立つ素質やセンスを磨くことによって、卒業後の進路選択の幅も広がります。 農学部では「植物」と「動物」に、微生物や食品を扱う「食生命科学」を加えた農学の3領域を学ぶことができます。「食料生産」とそれに関わる「環境」「生命」をキーワードに、食の重要性と生命の尊さ、そして人類の未来を考え、多様な生物と共存する未来を築くための先端的な研究にチャレンジすることができます。 2023年4月には、農学部のメインキャンパスとなる「阿蘇くまもと臨空キャンパス」を開設。「教育・研究ゾーン」として教育・研究棟、実習棟を配置し、防疫体制を敷いた多目的の畜舎などを配置しています。学生の教育・研究活動や実習活動に使用することはもとより、地域社会との連携、国際学会やシンポジウムの招致など、幅広い教育展開が可能な施設です。また、教育・研究エリアと実習エリアを一体型にした立地環境により、学生は植物・動物の管理について毎日実習することが可能となり、高い実践的能力の修得を目指します。
バイオテクノロジーの研究成果を食料・医療・環境分野に活用する
農作物の品種改良や伝統食品の発酵技術に始まり、遺伝子組み換えや最新のクローン技術まで、バイオテクノロジーの研究成果を食料・医療・環境などの分野で活用する学問である。専門分野としては、生きている細胞のさまざまな反応を促す酵素などの可能性を追究する「分子生物工学」、微生物を有効活用するために細胞を人工的な方法で加工する「細胞工学」、有用な微生物などを利用し水質や土壌を改良する「環境生物工学」などがある。
生物学・数学・物理学・化学などの基礎的な自然科学の科目と情報処理系の基本科目を学ぶ。さらに、生物工学の基本的な研究方法・実験技術などを習得する。その上で、生化学などの専門科目を履修して専門性を深める。その後、研究テーマを決めて卒業研究にまとめる。