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機関車には主に、電気を原動力とする電気機関車、ディーゼルエンジンを動力源とするディーゼル機関車、石炭の熱でつくり出される蒸気を動力源にする蒸気機関車(SL)などがあり、これらの機関車を運転するのが機関車運転士だ。例えば蒸気機関車の運転士になるには、訓練を受けてから国家試験である「動力車操縦者運転免許(甲種蒸気車操縦者試験)」の筆記・技能試験、身体検査に合格して免許を取得し、さらに「ボイラー技士」の資格も必要になる。そのほかの機関車の運転士になる場合も、それぞれの機関車ごとの試験を受けなければならない。
運転する機関車に応じた運転技術に加えて、動力源となる石炭やディーゼルエンジンなどに関する知識や機関車が走る仕組みを理解しておく必要がある。乗客の命を預かって乗り物を運転するので、責任感やトラブルが起こった場合でも落ち着いて臨機応変に対応ができることも重要だ。また、視力や体力も機関車運転士にとって重要なポイントだ。