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花を生けて美しさを競う日本の伝統芸術である華道。その教授となるためには、特定の流派の師範について修業する必要がある。まずは、その流派の型をしっかりと覚えて、完全にものにできれば、おのずと個性も生まれてくる。そして、晴れて実力が認められれば、自らが師範となって人に教授できるようになる。師範となればカルチャーセンターや地域の公民館、自宅開業などで、教える機会がある。また、さまざまな施設のショーケースを飾る生け花を担当することもある。
伝統を重んじる心だけでなく、古典的なものから革新的で創造性のある作品を作り上げる発想力が重要。花器と呼ばれる壺や皿を選び、花を生ける空間の雰囲気と花をマッチングさせるセンスが求められる。環境に応じて花を生けるため、空間デザインに関する技術もあると表現の幅が広がる。講演会や専門学校で講義をすることがあり、指導力も必要だ。