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馬の脚のツメを削り、馬のシューズである鉄の蹄を装着させる仕事である。馬の脚は細く長いために、さまざまなストレスが加わり、仔馬(こうま)のときから病気やトラブルの危険を抱えている。また、競走馬や競技場は、限界ぎりぎりまでの運動を強いられるため、けがや故障のリスクが高くなる。装蹄師は、ツメと蹄を管理することで、そのような問題を未然に防ぐ重要な役割を担う。装蹄師になるには、公益社団法人 日本装削蹄協会の認定資格を取得後、JRAや乗馬クラブなどに勤務するか、独立開業する道がある。
馬に対する深い愛情と馬の性質、性格、装蹄具の取り扱い方の知識が求められる。馬は力学的ストレスで脚を骨折や捻挫をすることもあるので、コンディションに合わせて臨機応変に対応できる人が望まれる。時には仔馬の頃から蹄の様子をチェックするなど、日々、馬とコミュニケーションを図りながらサポートできるホスピタリティー精神を持っておきたい。