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新型コロナウイルス感染症やエボラ出血熱など、国際的な感染症の危機管理を担う専門家のこと。厚生労働省が主催する「感染症危機管理専門家(IDES)養成プログラム」を受講することで、感染症危機管理専門家の仕事に携わることができる。2017年に1期生が研修を終え、4名の感染症危機管理専門家が誕生した。すでに世界各国で活躍しており、2018年にはジフテリアが流行するバングラデシュに感染症危機管理専門家が1名、その翌年にはエボラ出血熱が流行するコンゴ民主共和国へ2名派遣されている。
「感染症危機管理専門家(IDES)養成プログラム」は、国際的に感染症が流行した際に国際貢献ができる人材を育成することを目的に実施されている。過酷な環境で現地の人々とやりとりを行いながら適切なリスク管理を行っていくことから、語学力やコミュニケーション力、あらゆる場に対応できる柔軟性も求められる。また、養成プログラムは医師を対象としており、研修期間は24か月ある。国内での研修に加えて、海外の専門機関でも約12か月学ぶことになるため、根気強く勉強に取り組む姿勢が必須だ。