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日本酒の蔵元で、蔵人たちとの共同作業による酒造りを取り仕切る仕事。日本酒は複雑な過程を経て造られるが、その醸造技術は全国各地に散在する杜氏・蔵人集団によって継承されてきた。現在では、蔵元の従業員として働くのが一般的。大手メーカーでは機械化が進んでいるが、各地の蔵元では今も昔ながらの酒造りが行われている。杜氏になるための資格は必要ないが、大学の醸造科などで学んでから就職したり、働き出してから酒造組合などが主催する講習や研修などで知識を深めたりすることが多い。
杜氏は蔵の管理、原料の扱い、酒造りにまつわる全ての工程に目を配らなければならないため、十分な実務経験とリーダーシップが求められる。繊細な温度管理をするためのきちょうめんさやおいしい酒を造るための味覚、感性が重要な要素である。